2021.12.16
あの超定番コートを大人が上手に着ると、高感度がめちゃ上がる!?
今季、絶対にトライしたいアウターであるダッフルコート。ですがクセもありますから、間違って学生っぽいルックスになってしまわぬよう注意したいもの。大人の貫録に加え、センスを感じさせる着こなし方のコツを、新作ダッフルを取り入れたコーディネートにて解説します。
- CREDIT :
写真/鈴木泰之(Studio log) スタイリング/四方章敬 ヘア/Takuya Baba(SEPT) 文/長谷川 剛 構成/長谷川茂雄
ドレッシーに徹して装うことが最大のキモ
しかし、定番的なカジュアルスタイルなどに合わせて羽織ってしまうと、即学生ライクになってしまうので注意がかなり必要。やはりフード付きデザインが醸す少年らしさは大きなハードルと言えるのです。
しかし、このキュートなルックスは、逆手にとることで若々しさというアドバンテージに変換することも可能。そこで極めて大人っぽいドレススタイルに合わせるスタイリングが有効というわけです。
スーツやジャケットスタイルといった、シックでエレガントな装いにダッフルを合わせることで、絶妙なメリハリ感が演出できるんですね。
外側はキュートにして中はしっかり艶系ダンディ。このギャップテクこそは、お洒落達人も納得のこなし技であること大いに保証いたします! というわけで、ざざっとコーディネート実例をお見せしましょう。
◆ Style #01
英国カントリー調の遊びを効かせて
![コート13万2000円/アナトミカ(アナトミカ 東京)、スーツ16万9400円/サルトリオ(ストラスブルゴ)、シャツ2万2000円、タイ1万6500円/ともにポール・スチュアート(ポール・スチュアート 青山本店)、靴12万1000円/ジェイエムウエストン(ジェイエムウエストン 青山店)](https://assets-www.leon.jp/image/2021/12/06025848743837/0/Duffle_model01_002.jpg)
![](https://assets-www.leon.jp/image/2021/12/06025853650485/0/Duffle_model01_015.jpg)
コートに合わせた淡い茶系のシャツ、それに猟犬プリントなどの柄で遊んだタイを取り入れることで、ドレッシーかつ英国的カントリーテイスト溢れる装いが完成します。
◆ Style #02
差し色オレンジでクール&ホットに!
![オレンジダッフルコート16万2800円/インバーティア(アークスタンダード)、千鳥ジャケット13万9700円/バルバ、白シャツ5万7200円/フライ、ドットタイ2万2000円/セブンフォールド、黒パンツ6万4900円/ロータ(すべてストラスブルゴ)、黒靴8万6900円/クロケット&ジョーンズ(グリフィンインターナショナル)](https://assets-www.leon.jp/image/2021/12/06030017860174/0/Duffle_model02_006.jpg)
その差し色効果を存分に引きだす意味で、内側の着こなしはダークもしくはモノトーンに徹するのが正解。
![](https://assets-www.leon.jp/image/2021/12/06030022960895/0/Duffle_model02_013.jpg)
◆ Style #03
男らしく味わい深いミリタリーな着こなし
![ダッフルコート16万9400円/マッキントッシュ(グジ 東京店)、ジャケット11万円、シャツ2万2000円、タイ1万6500円/すべてポール・スチュアート(ポール・スチュアート 青山本店)、パンツ4万4000円/PT TORINO(ストラスブルゴ)、靴8万8000円/クロケット&ジョーンズ(グリフィンインターナショナル)](https://assets-www.leon.jp/image/2021/12/06030027235118/0/Duffle_Mackintosh.jpg)
オリーブコートの持つ土臭さを緩和する意味でも、爽やかなブルーシャツや上品なホワイトパンツを合わせるのが効果的。
同じく軍由来のレジメンタイでもOKですが、今季はジオメトリック柄のシルクタイを合わせ、味わい深いエレガンスを積極的に主張しましょう。
◆ Style #04
ライトカラーに徹して上品に装う
![ダッフルコート17万6000円/オールド イングランド(オールド イングランド 広尾店)、ジャケット16万5000円/ラルディーニ(トヨダトレーディング プレスルーム)、ニット2万6400円/スローン、パンツ4万7300円/インコテックス(スローウエア ヴェネツィア 東京丸の内店)、マフラー8万300円/ベグ アンド コー(ボーダレス)、靴7万3700円/クロケット&ジョーンズ(グリフィンインターナショナル)](https://assets-www.leon.jp/image/2021/12/06030031075883/0/Duffle_OldEngland.jpg)
キャメル調のジャケットやライトベージュのハイゲージセーターのコーディネートであれば、リッチな余裕が漂うこと確実です。
またジャケットはカシミヤのビーバークロス、パンツはウールフランネル、シューズはスエードなど起毛感あるアイテムで統一し、暖かみを演出することも大事なポイントです。
◆ Style #05
ラベンダーカラーが高感度な色気を演出
![ダッフルコート19万8000円/ポール・スチュアート(ポール・スチュアート 青山本店)、スーツ17万500円/カルーゾ × ランド オブ トゥモロー(トゥモローランド)、ニット4万1800円/スローン、スカーフ6万4900円/ベグ アンド コー(ボーダレス)、靴15万9500円/ジェイエムウエストン(ジェイエムウエストン 青山店)](https://assets-www.leon.jp/image/2021/12/06030035243882/0/Duffle_PaulStuart.jpg)
そんなラベンダーにマッチする大人カラーの筆頭がグレー。グレーのセットアップにグレーのセーターを合わせたラベンダーダッフルの着こなしは、シックにして十分にセクシー。
タイドアップせずとも大人の洒落感がアピール可能です。この繊細な色合いを崩さぬよう、小物や靴もダーク系でまとめることが成功の鍵となります。
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アークスタンダード 028-666-7232
アナトミカ 東京 070-3144-0378
オールド イングランド 広尾店 03-3443-2002
グジ 東京店 03-6721-0027
グリフィンインターナショナル 03-5754-3561
ジェイエムウエストン 青山店 03-6805-1691
ストラスブルゴ 0120-383-563
スローン 03-6421-2603
トゥモローランド 0120-983-522
トヨダトレーディング プレスルーム 03-5350-5567
ボーダレス 03-3560-5214
ポール・スチュアート 青山本店 03-6384-5763