2021.12.10
あの定番コートを大人オシャレに変える方法
着回しに便利でエレガントな雰囲気も漂うピーコートは、男の定番中の定番です。でも、万能さとは裏腹に、大人しく着ちゃうとブナンで没個性的になる危険もあり。そこで、今回は手軽に脱ブナンが図れるワンランク上のピーコート術をご紹介しますよ!
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写真/鈴木泰之(Studio log) スタイリング/四方章敬 ヘア/Takuya Baba(SEPT) 文/T.Kawata 構成/長谷川茂雄
お洒落度を上げるには、適度な主張が必要です
万能なだけに1着あれば、なにかと重宝するわけですが、その反面、シンプルかつオーソドックスに着こなすと、ブナンすぎて少々物足りなさを感じる場合も……。
そこでピーコートの脱ブナンを図るにはどうすればいいのか? が今回のテーマ。奇をてらうことなくお手軽にこなせるピーコートの脱ブナン策をご提案しましょう。
ポイントはプラスαの主張にあります。色や柄、さらにボリューム感といった味付けで個性を添えるってわけです。だからといって、盛りつけ過ぎて悪目立ちするのはNG。あくまでマイルドが鉄則ってことをお忘れなく。
え? ピンとこない? 百聞は一見にしかずと申します。いまからすぐに取り入れられる、実例とともにご説明しましょう。
まずは清潔感のあるスタイルを基準に……
こちらは、そんな落ち着いたピーコートに、チャコールグレーのスラックス、無地のニット、ローファーと安心感のあるアイテムを合わせたコーディネート。
清潔感・好感度が高く、ネガティブ要素は皆無ですが、シーンによっては、ちょっと遊び心を添えたくなることもありますよね。では、適度にクセを盛り込んだ、洒落っ気のある着こなしテクニックを続けてご紹介。
お洒落度アップを実現するアイテムはこちら
いずれもベーシックでありながら、色や柄、ボリューム感に適度な主張があるのがミソ。つまり、イヤミなくポイントが作れる、マジカルアイテムってわけです。
◆ Technic 1
落ち着いた色味のアーガイルセーターをチラ見せ
こちらのように落ち着きのある色調の組み合わせで大柄となれば、程度な主張があるのに、ネイビーのピーコートにすんなり馴染む。これ見よがしではないクセ=洒落っ気が生まれるのです。
◆ Technic 2
巻き物は無地の大判を選ぶのがセオリー
もう一つのポイントは大判を選ぶこと。しかも結び目を大きめにすれば単色無地でも、しっかりアクセントが作れます。主張はありつつ、過剰なアピールにはならず、しかも好感度アップが図れる。いいこと尽くめです。
◆ Technic 3
ボリューミーなブーツが着こなしの隠し味に
写真のようにソールのボリュームたっぷりなUチップなんぞは、まさに好例。足元を華奢に見せないことが、ピーコートを引き立てる隠し味になるんです。
◆ Technic 4
冬の定番、ニットキャップは白を選ぶべし
理由は簡単。白とネイビーは、クリーンな色合わせの筆頭。しかも白のニットキャップは、顔周りを明るく見せてくれるのです。
◆ コーディネート実例
ほら、こんなに簡単に脱ブナンできます
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トッズ・ジャパン 0120-102-578
ポール・スチュアート 青山本店 03-6384-5763
グジ 東京店 03-6721-0027
ボーダレス 03-3560-5214
ストラスブルゴ 0120-383-563