2021.12.22
大注目のムートンを大人に着こなす、最善のテクとは?
羊毛ならではの自然なモコモコ感が機能性とくつろいだ季節感をアピールするムートンアウター。リッチな雰囲気と同時に同伴する相手をもハッピーにさせる、“二度オイシイ”着こなし方を最新モデルとともにレクチャーいたします。
- CREDIT :
写真/鈴木泰之(Studio log) スタイリング/四方章敬 ヘア/Takuya Baba(SEPT) 文/長谷川 剛 構成/長谷川茂雄
鮮やかなカラーセーターでポップに味付け
ただし、ボア付き羊毛の一枚革をそのまま使っているため、ワイルドかつ粗野な印象がなきにしもあらず。つまりちょっとクセがあるのです。そこでこのトレンドアウターを、ポップ&洒脱に着こなす技をご紹介していく次第。
ともするとカントリー調かつヘビーなルックスが先行しがちなムートンブルゾンですが、明るいカラーのセーターをインに取り入れ、ドレッシーなボトムスにて仕上げることで、モダンな軽さと大人の品格を感じさせるコーディネートにランクアップできるのです。
そんな着こなしなら、ワイルド&ポップでありながら、屋内などにてアウターを脱いだ時には、優しさと温かみを感じさせる“プチもてなし”まで演出可能です。
寒い季節を逆手に取ったメリハリスタイルで、二度美味しいアウタースタイルをぜひこの機にマスターしてみてください!
そこにダークなインナーを合わせてしまうと、粗野でイカつい印象が強まります。しかしブラウンと相性の良い明るいイエローセーターを着込むことで、硬軟のメリハリが取れたポップスタイルに仕上るのです。
POINT 1
まずは、カラーの力で寒さと重たさを吹き飛ばす!
さらにムートンブルゾンを脱げば、太陽のごとき温かみ溢れるルックスにチェンジすることが可能に。その優しくポップな雰囲気とギャップに、一緒にいるパートナーも思わずほっこり気分になること確実です。
POINT 2
ドレッシーなパンツ&靴で引き締めを
例えばウールのブラックスラックスに本格レザーシューズを合わせたなら、きちんとメリハリの取れた装いが完成いたします。
例えば、シャープなサイドゴアブーツは、アクティブさとドレッシーさを併せ持っていますので使い勝手もよし。緩和と引き締め。このポイントをお忘れなく!
◆ 大人に似合うムートンブルゾン その1「イザイア」
爽やかさ際立つネイビームートン
インにサックスブルーのセーターを添えることで、カラー的にもまとまりながら、若々しく颯爽としたムートンスタイルが打ち出せます。
◆ 大人に似合うムートンブルゾン その2「デニム レザー」
ワイルドなのに上品さがじんわり滲む
カットソーやニットウエアとの相性を熟慮したデザインは、今回の着こなし提案にまさにジャストな一着。素朴なスエード調ライトブラウンと燃えるようなレッドセーターにより、くつろぎつつも情熱的ルックスが完成します。
◆ 大人に似合うムートンブルゾン その3「ジェームスグロース」
英国的なちょいワル感がたまらない
要所をコンパクトに抑えたライダーズは、引き締めカラーのブラックと相まって非常にスマートでスタイリッシュ。非常に男くさい一着ですが、イエローセーターと合わせることで、野性味だけでないフレンチな洒落感も漂わすことができます。
◆ 大人に似合うムートンブルゾン その4「1945 CA」
スポーティ&知的なエレガンスが味わえる
スッキリと男らしく精悍な一着は、ある種フェミニンなピンクセーターとのコーディネートにより、渋セクシーな味わいを演出することが可能です。
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