2021.12.15
オシャレな人が選ぶのは、あのコートだった件
アウターを新調するにあたり、フツウじゃ納得できないと思っているなら、脱ブナンが簡単にできる大柄コートがオススメです。とはいえ、柄の主張が強いとコーデが難しいと思った方もご安心を。実はごく簡単なテクニックで、大柄をお洒落に着こなせるんです。
- CREDIT :
写真/鈴木泰之(Studio log) スタイリング/四方章敬 ヘア/Takuya Baba(SEPT) 文/T.Kawata 構成/長谷川茂雄
大柄を制する者、アウターを制す
それを打破するならば、今冬は中途半端なトライに別れを告げて、思い切り主張の強い一着にチャレンジしてみるのはいかがでしょうか? 例えばわかりやすいのが大柄のコートです。
もちろん、遠くからでも柄がわかるゆえに、「上級者向きでしょ?」と敬遠される方も多いかと。ですが、工夫ひとつで大柄の良さを簡単に活かした着こなしは可能です。
それはズバリ、他のアイテムを黒一色で統一すること。まずそれに徹すれば、明日から脱ブナンが図れるのです。インナーやパンツがダークトーンで貫かれていれば引き締まった印象が生まれて、大柄の華やかさが容易く引き立ちます。しかも都会的な雰囲気も演出が可能に。
すなわちワンランク上のおしゃれの出来上がりって算段です。今年の冬は、そんなテクニックを駆使して、大柄コートの良さをあれこれ試してみませんか?
![コート17万6000円/イーヴォ×メンズビギ(メンズビギ)、ニット2万9700円/スローン、パンツ3万6300円/ポール・スチュアート(ポール・スチュアート 青山本店)、メガネ3万4100円/モスコット(モスコット トウキョウ)、靴11万7700円/フラテッリ ジャコメッティ(ウィリー)](https://assets-www.leon.jp/image/2021/12/07065915244481/0/Gara_model_005.jpg)
写真のコートはイーヴォにメンズビギが別注した「ブリンディジ」のアップデイトモデル。ドロップショルダーや、ドレープの効いたAラインシルエットが特徴です。
POINT 1
都会的で落ち着いたタートルネックをチョイス
![](https://assets-www.leon.jp/image/2021/12/07065919770127/0/Gara_model_025.jpg)
POINT 2
大人の余裕が漂うスラックスと靴が肝心です
![](https://assets-www.leon.jp/image/2021/12/07065923377751/0/Gara_model_020.jpg)
大人の余裕という点ではドレスシューズもアリ。ですが、ミドルカット以上のブーツなら、ソックスが顔を覗かせることがないので、黒一色での統一が順守できます。難易度も下がるので、これは覚えておいて損はありませんよ。
◆ お洒落度が上がる大柄コート その1 「タリアトーレ」
紳士の盟友、グレンチェックを大柄にしました
![コート11万5500円/タリアトーレ(トレメッツォ)](https://assets-www.leon.jp/image/2021/12/07065935269708/0/Gara_Tagliatore.jpg)
フロントボタンが無くベルトで締める、いわゆるタイロッケンですが、実は身頃の内側を1ボタンで留められる仕様になっているんです。生地は肉厚なウール×ポリエステル×ナイロンで上質さも耐久性も申し分なし。
◆ お洒落度が上がる大柄コート その2 「イザイア」
ポロコートを、よりお洒落にアレンジした秀作
![コート51万7000円/イザイア(イザイア ナポリ 東京ミッドタウン)](https://assets-www.leon.jp/image/2021/12/07065939679083/0/Gara_ISAIA.jpg)
6ボタン、バックベルトとオーソドックスなディテールを押さえつつ、切羽仕様の袖口、柄違いの衿裏など、通好みの仕様も備えています。
◆ お洒落度が上がる大柄コート その3 「ガブリエレ パジーニ」
大柄を大胆なプリントでより個性的に
![コート28万500円/ガブリエレ パジーニ(トヨダトレーディング プレスルーム)](https://assets-www.leon.jp/image/2021/12/07065943991594/0/Gara_Pasini.jpg)
なんとこちら、グレンチェック柄をスプレーでプリントしているというから驚きます。さらに、ブランドイニシャル入りのアンティーク調のメタルボタン、カシミア60%×ポリエステル40%の軽やかな生地など、凝ったディテールも見逃せません。
◆ お洒落度が上がる大柄コート その4 「スティレ ラティーノ」
色使いと柄合わせが斬新な素材に注目
![コート35万2000円/スティレ ラティーノ(リング 東京店)](https://assets-www.leon.jp/image/2021/12/07070004582473/0/Gara_Latino.jpg)
ノスタルジックでありつつ、華やかさ満点ゆえ、注意の視線をくぎ付けにすること間違いなし。おまけにラグランスリーブゆえ、肩回りがラクチンで着心地も上々です。クラシックなストームフラップ付きなんて仕様も、洒落者にはたまらないのでは?
■ お問い合わせ
イザイア ナポリ 東京ミッドタウン 03-6447-0624
ウィリー 03-5458-7200
スローン 03-6421-2603
トヨダトレーディング プレスルーム 03-5350-5567
トレメッツォ 03-5350-5567
ポール・スチュアート 青山本店 03-6384-5763
メンズビギ 03-5428-0378
モスコット トウキョウ 03-6434-1070
リング 東京店 03-3497-5577