2018.12.31
ナイキ「エア フォース 1」が王者であり続ける理由とは?
続々とニューモデルが登場し、ますます活気付くスニーカー市場。そんな中、今回のスニーカーブームで不動の人気と底力を見せつけたのが、エア フォース 1ではないでしょうか。
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写真/島本一男(BAARL) スタイリング/笠島康平 文/安岡将文
名作多きスニーカー史の中でも真にロングセラーなモデル
登場は1982年。大統領専用機からその名を得たエア フォース 1は、ナイキ初のエアユニット搭載バスケットボールシューズとして華々しくデビューしました。
エア フォース 1は、今でこそその魅力をシンプルにして普遍的なアッパーデザインで語られますが、当時のコートでは分厚いミッドソールに搭載されたエアのクッション性と、サークルをモチーフにしたグリップ力に優れたアウトソールが評判を呼び、名だたるNBA選手から指名履きされていました。
現在のストリートスニーカーのアイコンとなったのは、80年代後半のこと。奇しくも廃盤によって、新たな存在価値が認められることになったのです。
バスケットコートだけでなくストリートにおいても広く支持を得た90年代
それまでも、ストリートバスケットボールプレイヤーの間で人気を博していたエア フォース 1ですが、復刻を機にファッションアイテムとしての地位を確立してゆきます。
その頃といえば、エア・ジョーダンシリーズを筆頭にした、スニーカーブーム真っ盛り。復刻後は、ファッション性を前面に打ち出した様々なカラーや素材がラインナップされることになります。90年代中頃に登場したミッドカットも、まさしくファッション性を考慮してのことでした。
普遍的なのに今っぽいだから大人にも若者にも幅広く愛される
昨年から今年にかけて、色や素材のバリエーションの多さにさらに輪をかけて、ナイキ エア フォース 1 ユーティリティといった大胆にアレンジしたデザインも数々登場しています。
実はそれこそが、エア フォース 1の魅力。普遍的なデザインゆえに飽きが来ず、それでいてアレンジした時のインパクトも絶大。ベーシックを求める層と、新しさを求める層の両方にアプローチできるというわけです。その多面的な魅力こそが、リアルタイムで履きこなしてきたスニーカー世代であるLEON読者、すなわちスニーカーの酸いも甘いも知り尽くした世代から厚い信頼を集めている理由です。
バスケットボール用スニーカーらしく、横の動きに対応するためにウィズが広く設定されているエア フォース 1。ウィズが幅広な日本人にとっては、それも愛用するポイントかもしれませんね。
定番1 ナイキ エアフォース 1 MID
コーデへの汎用性は、やっぱりこれがピカイチ
定番2 ナイキ エア フォース 1 LOW
今どきなダッド感のあるボリュームフォルム
ナイキ エア フォース 1 ユーティリティー
今っぽさを押し出した2018年度版エア フォース 1
NBAシリーズ ナイキ エア フォース 1 07 LV8 スポーツ
NBAとのパートナーシップこそ、やっぱり本懐です
ナイキ エア フォース 1 07 LV8 スエード
シックな大人顔アッパーもあるんです
ナイキ エア フォース 1 07 LV8 スタイル
アッパー素材のバリエが豊富なのがうれしい
ナイキ エア フォース 1 07 LTHR
カラバリの多さは、NIKEの中でも随一
ナイキ エア フォース 1 07 LV8 ユーティリティー
スニーカーデザインの最前線はコレ
ナイキ SF エア フォース 1 HI
ベーシックだからこそ、奇抜さが引き立つ
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