第4回は女子のマウンティング欲といちごの関係について。一見、無関係に思えるこのふたつですが、実は切っても切れない関係なのです。というのも、赤くてかわいい(そして高級な)いちごはSNSのキラーアイテム。念のため申し添えますと、女子は日々「私こんな素敵なところへ行ったの」「こんなもの食べたことある?」と友人たちをうらやましがらせたい、つまり「私のほうがアンタよりいい女なのよ」とマウンティングしたい一心で投稿を続けているわけです。
そんな自己承認欲求の強い女性にとって、いちごはもってこいのアイテム。ことに、インスタ映えしそうなメガ盛りのパフェ、そして完全予約制で誰でもが買えるわけではないショートケーキなど、アッパーないちごたちをピックアップしました。「すごいイチゴ食べてみない?」をフックに早春のお誘いをかけてみてはいかがでしょう。
コスパ最高のメガ盛りいちごパフェ
では実際に食べてみますね。
そしてこの「座ったままでいちご狩り」は食べておいしいのはもちろん、女子への訴求力が半端なかった! 撮影中も「ちょっといいですか~♡」と店中の女子がスマホ片手に近寄ってきました。いちごパフェ、想像以上にウケますよ。
■ The Living(ザ・リビング)
住所/東京都大田区千鳥1-19-4 フラット千鳥 2F
予約・お問合せ/03-6410-9779
営業時間/10:00~16:00
定休/火曜・水曜(臨時休業あり)
*週末は必ず予約を。
予約制、こだわりぬいた極上ショートケーキ専門店が誕生
受験が終わったとき、誰かのお誕生日だったとき、特に理由はないけどケーキが食べたかったとき、我が家ではいつもショートケーキを食べていたなぁ。ああ、不二家やウエストのショートケーキは思い出の味です。
そんな私たちにとって特別なショートケーキを、食材と鮮度にこだわって極上のクオリティで作る専門店が、東銀座に昨年12月にオープンしていました。
「crèam fraise génoise」。クレーム・フレーズ・ジェノワーズと読みます。クレームは生クリーム、フレーズはいちご、ジェノワーズは全卵とバターを使用したスポンジ生地を意味しています。生クリーム+いちご+スポンジ=ショートケーキというわけですね。
これは、乾燥などの劣化を防ぎ、ショーケースにも入れずにギリギリまで冷蔵することで鮮度を保つためだそう。またひとつのホールケーキを囲むことで、幸せな時間を共有してほしいと、オーナーにしてシェフパティシエールの関口倭代さんの思いがこめられています。
と、能書きはこのくらいにして、ひとくち食べてみてください。ふうわり軽い生クリームに、シロップやお酒を打っていないのにしっとりとしたスポンジ、そしてさわやかないちごの甘味に誰しも笑顔になるはず。かつて家族で囲んだあのショートケーキ、幸せの味に、よりヴィヴィッドな美味しさで出会えます。
■ crèam fraise génoise(クレーム・フレーズ・ジェノワーズ)
住所/東京都中央区銀座3-12-17 ヒノトリビル 1F
予約・お問合せ/03-4500-7115
営業時間/12:00~18:00
定休/日曜、祝日 臨時休業あり
https://ginza-cfg.com/
*ショートケーキは原則前日まで、HPや電話で予約がのぞましい。