2022.01.30
バレンタインに即作れる! 「北海道土産定番のアレ」
“週末鮨屋”の料理研究家として知られる野本やすゆきさんが、料理初心者の男性向けに「モテる」「デキる」レシピをご指南!
- CREDIT :
文/秋山 都 レシピ&調理/野本やすゆき 写真/吉澤健太
バレンタインは原則、女性から男性へ気持ちを伝える日として定着していますが、この多様化の時代に男性から女性へチョコを贈ったっていいじゃないか。もちろん同性にだって、そして自分にだって、チョコを贈ってもいいじゃないか。「ええじゃないか、ええじゃないか」と野本やすゆきさんへアピールしていたら、「じゃあ、アレ、作ってみます?」と提案してくれました。
「北海道土産定番のアレ」を作ってみよう!
「そう、本来チョコレートはテンパリング(いったん溶かして温度の上げ下げにより光沢を出す作業)が必要なんですが、ポテトチップスにコーティングする『アレ』なら、自宅でも簡単に作れますよ」
材料(作りやすい分量)
板チョコ 2枚(100g)
ポテトチップスうすしお味 1袋
粉山椒 適量
お湯の温度は高すぎず、最高でも50度以下をキープ。温度が高いとチョコが固まらなくなってしまいます。その温度は、野本さんいわく「六龍鉱泉くらいの温度がいいですね」とのこと。あ、六龍鉱泉とは、東京・池之端の銭湯でして、熱い風呂好きの江戸っ子に古くから親しまれていましたが、2020年に惜しまれながら閉店しました。
温度はじわじわ、ゆっくり上げましょう。強火にすると急速にチョコの温度が上がって失敗しがちです。
【注意3】
ボウルの中に水が入らないように! 当然ですが、水が混ざるとチョコが分離してしまい、固まりにくくなります。
● 野本やすゆき (料理研究家)
東京・谷中で昭和初期から続く老舗寿司店「谷中 松寿司」に生まれ、現在、金・土・日曜のみ3代目として店を継承。“週末鮨屋”としても活動しつつ、わかりやすいレシピがTV、雑誌で人気の、いま注目の料理研究家のひとり。プロレス好き。
最近、YouTubeにて野本やすゆきチャンネルを開設。