最近、主にヨーロッパからの観光客も多く、昭和の情緒色濃く残る下町。友人が遊びに来るたび連れていくこの「慶(よろこび)」は、谷根千の魅力を凝縮したような一軒でもあるのです。ではその魅力を詳細にみてまいりましょう。
1. 昭和の長屋スタイルでほっこり。
2. 酒肴がうまくてニンマリ。
「慶(よろこび)」のつまみは、煮豆腐、煮卵、鴨やき、天ぷらなどの定番に、その日旬の食材を使った料理が数品……いずれも多からず少なすぎず、酒飲みのツボを心得たラインナップ。ふたりなら3品程度が適量かな。
3. 日替わり日本酒で胃の腑もふんわり。
私はいつも口開けに「生酛のどぶ」をソーダで割った通称“どぶソー”で始め、その後、「長珍」や「竹鶴」のお燗に進むことが多いかな。いずれにせよ、この後もどこかへ流れて飲むことが多いので、3~4杯でおつもりとなります。
4. 〆はうどんをツルツルツルリ。
深夜2時までオープンしていることもあり、夜更けの駆け込みドコロともなっている「慶(よろこび)」。夜も深まれば〆にうどんを食べるのはカロリー的に悩ましいのですが、隣の人がツルツル……とやりだすとついツラれちゃう。
今夜もまた駆け付けたい、酒飲みのシェルターのような「慶(よろこび)」です。
◆ 慶(よろこび)
住所/東京都台東区谷中1-2-14
予約・問い合わせ/03-5834-2440
営業時間/18:00~翌2:00(フードLO1:00)
定休日/日曜、月曜
*東京メトロ千代田線「根津駅」より徒歩3分
*閉店時間は新型コロナウィルスの影響で変則的です。