2019.06.22
料理初心者歓迎! 鍋ひとつで作れる、本格パエリヤの作り方
“週末鮨屋”の料理研究家として知られる野本やすゆきさんが、料理初心者の男性向けに「モテる」「デキる」レシピをご指南!
- CREDIT :
レシピ&調理/野本やすゆき 文/秋山 都 写真/吉澤健太
そこで本連載では“週末鮨屋”として注目されている料理研究家、野本やすゆきさんに、初心者でも作れ、自分で食べておいしいのはもちろん、一緒に食卓を囲むお連れさまにも「すごい!」と言ってもらえるレシピをご指南いただきます。料理はいまどき男子必携のモテツールであるものの、万遍なく何でも作れる必要はありません。数品のキラー料理を作れるよう、腕を磨いておきましょう。
きちんと守るべきは米と水のバランスだけ。あとはカニや牡蠣など他のシーフード、チキン、豚肉を使ってもおいしくなるし、ワインでも飲みながらノリで作っても結果オーライになりやすい料理ですから、まずはチャレンジしてみましょう。
パエリヤを作ってみよう!
【材料】 作りやすい3~4人分
米 ・・・・・・・・・・・・ 2カップ
サフランは同名の花のめしべで、パエリヤにきれいな黄色と香味をつけてくれるスパイスの1種です。非常に高価なのでなくてもOK……だけど、あればそのきれいなイエローに色づいたごはんに気分がアガります。購入した場合は、パエリヤほかブイヤベースなどにも使えます。
主な作業としては、鍋で具を炒め、いったんとり出し、同じ鍋で米をいため、米を炊くスープを入れ、さきほど炒めた具を戻してフタをし、炊く、という手順です。
【作り方】
*ムール貝のほかアサリ、ハマグリなど他の貝でもおいしいです。
*サフランは色が出るのに時間がかかるため、早めにお水につけてください。
ほどよく炒めた米と具にスープを投入。このとき、鍋底が焦げついている場合はへらやシャモジでよくこそげておきます。ここが旨味のもと。
スープを入れ終わったら具を並べます。
放射線状に並べるのがパエリヤの定番スタイル。
フタをして12~13分炊きます。
炊けた! 炊き加減を見ながら、余分な水気を中火で飛ばします。ほどよくお焦げもできるはず。
ほどよく炒めた米と具にスープを投入。このとき、鍋底が焦げついている場合はへらやシャモジでよくこそげておきます。ここが旨味のもと。
スープを入れ終わったら具を並べます。
放射線状に並べるのがパエリヤの定番スタイル。
フタをして12~13分炊きます。
炊けた! 炊き加減を見ながら、余分な水気を中火で飛ばします。ほどよくお焦げもできるはず。
● 野本やすゆき (料理研究家)
東京・谷中で昭和初期から続く老舗寿司店「谷中 松寿司」に生まれ、現在、金・土・日曜のみ3代目として店を継承。“週末鮨屋”としても活動しつつ、わかりやすいレシピがTV、雑誌で人気の、いま注目の料理研究家のひとり。プロレス好き。