それは、2021年11月12日にオープンした「Nose Savoir-Faire(ノセ・サヴォアフェール)」。“Savoir-Faire(サヴォアフェール)”は、フランス語で“匠の技”という意味なんだとか。
カウンター越しに創り出される料理とマリアージュされるワインが、あっと驚かされるものばかりで、食通たちの間で話題となっているんです!

ハイチェアなので、食材をさばく様子から、肉の火入れやソースづくり、繊細な盛り付けなど、鮮やかなパフォーマンスが余すところなく鑑賞できます。照明も絶妙な加減に落とされていて、とても落ち着いた雰囲気。デートで訪れたら、ふたりの気分がアガることは間違いありませんよ。

ディレクターを務めるのは、食環境コンサルタントであり、名誉フードスペシャリストの称号をもつ夫人の能勢美佐子さん。食に関する豊富な知見を生かしながら、サービスと店舗のコーディネートを担います。
では、コースの料理とペアリングワインの一部をご紹介しましょう。

クローブやシナモンなど8種類がミックスされた自家製スパイスが添えられているので、アクセントに加えてみると新しい味になりますよ。


炭で香ばしく焼いてタタキ風にしたオマールブルーに、2週間乳酸発酵させたホワイトアスパラガスが合わせられています。半球の中に閉じ込められたセップ茸と焦がしバターのソースと、液体窒素で凍らせた自家製バニラオイルのパウダーが、これまた絶妙な美味しさです!


野性味に溢れた見島牛のロースは、瞬間燻製されて和牛香がより豊かになっています。マデラワインと黒トリュフの香るペリグーソースが合わせられ、その佳味がより際立っているのです!


フランス・ブルターニュの至宝、オマールブルーが再び登場します。焼いたオマールブルーの頭を白ワインで蒸し煮し、ダックプレスで絞ったジュースで、リゾットに仕上げました。これだけでも十分な贅沢なのに、ウニをたっぷりと載せ、仕上げに黒トリュフをスライスしたという、何ともゴージャスな〆のご飯なんです。
カウンターガストロノミーが初めての方にも、何度も行ったことのある方にもオススメですよ!
◼️ Nose Savoir-Faire(能勢 サヴォワール フェール)
住所/東京都港区元麻布 3-12-4 SP元麻布 202
営業時間/18:30 一斉スタート(18:15より入店可)
※ ランチは貸切にて4名から予約可能
不定休
ウェブサイトはコチラ
予約・お問い合わせ/TEL050-3159-8881(12:00〜17:00)
● 料金/ディナーコース おまかせ(12品前後)3万円(税込み・サービス料別 ※ 肉料理2品のうち1品を幻の牛「見島牛」にアップグレードの場合、6600円プラス) ※ ランチは応相談
■ 東龍(とうりゅう/グルメジャーナリスト)
1976年、台湾生まれ。テレビ東京「TVチャンピオン」で2002年と2007年に優勝。ブッフェ、フレンチ、鉄板焼、ホテルグルメ、スウィーツをこよなく愛する。炎上事件から美食やトレンド、食のあり方から飲食店の課題まで、独自の切り口で分かりやすい記事を執筆。料理コンクール審査員、講演、プロデュースも多数。