個人でも参加可能！ ワインの先物取引「プリムール」を知っていますか？

ワイン愛好家の皆さま、プリムールはご存知でしょうか。一般的に、秋に収穫されたぶどうで作られたワインは、木樽で熟成され、出荷されるのは2～3年後。それからインポーター、卸売業者、小売業者など多くの流通を経て、我々の手元に届きます。ところが、フランス・ボルドーには、樽で熟成している途中のワインを予約購入できるという独特の販売方法があるのです。

これがプリムールで、人気のワインがいち早く、しかも通常、市場に出回るよりぐっと安い価格で確保できるという、実に有利な取引です。ボルドーでは、春に行われるこの商習慣が、伝統的なイベントになっています。

しかし、いかな愛好家といえども、これに個人で参加するのは、ハードルが高いもの。これぞという銘柄を、ある程度のロットで確保し、保管料を払い、税などの手続きもして、時期が来たら日本まで搬入し、また飲み頃まで保管する。購入を決めたワインが首尾よく熟成し、いいコンディションを保ち続けて、自分の手元まで届くまでには、さまざまな手間とリスクがあります。

それを考えると、プロフェッショナルの目利きと管理を経たヴィンテージワインの価格が、それなりにするのは、致し方なし、と思えますよね。

ところが！　このプリムールに、なんとワイン１本から参加できるというサービスが登場したのです。それが、寺田倉庫のワインマーケットサイト「TERRADA WINE MARKET」なんです。

寺田倉庫といえば、保存・保管のプロフェッショナル。実はワインセラー事業は1994年から展開しており、最適な温度・湿度のセラーでワインを預かるサービスを行ってきました。それをさらに発展させ、購入まで広げたのが「TERRADA WINE MARKET」。ここから購入すれば、すぐに配送してもらう以外に、そのまま飲み頃や飲みたい時まで、月額１本90円から最適な環境で保管してもらえる「TERRADA WINE STORAGE」を利用することもできるなど、ワイン愛好家のツボをついた様々なサービスで、人気急上昇中です。

その「TERRADA WINE MARKET」で、近頃、スタートしたのが、「2018ヴィンテージボルドープリムール」の取り扱い。200年以上の歴史を誇るパリのワイン商・ルグラン社と、国内有数のボルドーワイン取り扱い企業・徳岡が、この春買い付けた2018年ヴィンテージを、個人で、１本から購入し保管しておけるという夢のようなサービスです。これなら手間もリスクもなく、好みの銘柄を１本から買え、飲みたくなった時に最適な状態で届けてもらえるというわけです。

貴重なワインが手軽に手に入るだけでなく、価格も大きな魅力。例えば、2018年ヴィンテージが実際に出荷される2021年には1本10万円程度で販売されるものが、この機会を利用すれば約2〜3割安で購入可能。さらにボルドーのヴィンテージは、10～20年寝かせていれば、数倍に値上がりすることも珍しくありません。

もちろん保証はできませんが、2018年は力強くバランスのとれたグレートヴィンテージとプロからも評価が高いので、十分に資産価値が上がるという見立てができそうです。
（ちなみに、お酒の売買は酒類販売業免許がないとできません。念の為）

銘柄も1本3000円台～10万円超えまでと豊富。有名シャトーのセカンドラインから気軽に始めるもよし、愛する人との10年後、20年後の記念日のために、ちょっと奮発した１本を準備しておくのも、夢がありますよね。

しかし、この「2018ヴィンテージボルドープリムール」、かなりお得なサービスゆえ、銘柄によっては、すでに売り切れているものもあります。ヴィンテージワインに目がないあなたも、またはこの機会にプリムールを試してみたい、というあなたも、まずは「TERRADA WINE MARKET」をのぞいてみてはいかがでしょうか？