噛んだ瞬間にお出汁がジュワッ……と口の中に広がり、見た目のお稲荷さんっぽさを忘れる、紛れもなく“だしいなり”そのものでした。小ぶりなので何個も食べられちゃいます(笑)。
早速、手土産としてお客様にお渡ししたら「昨日もらったお稲荷さん凄く美味しかったから、自分でも手土産に使ったよ」とか奥様が喜んでくださり、「日本橋に買いに行っていたよ!」とのうれしいお言葉をいただきました。
手土産を渡す時は、渡す方のことを考えて甘い物が好きか? 苦手か? ご家族のお話を聞いていたならばご家族が喜んでくれそうな物など、渡した方のその先の姿を想像して選んでいます。
海木さんは、もともとは福岡で日本料理のお店をしていてその〆で“だしいなり”を出していたそうで、35周年の節目で店を閉め“だしいなり”の専門店として営業を始めたそうです。
2019年の9月から日本橋室町に2号店をオープンし、東京でも買えるようになりました。お出汁をたっぷり含んだ、“だしいなり”は時間が経つとお出汁を吸ってしまうので温かいうちに食べてください、とのことですが、実は冷めても味わいが落ち着いてとても美味しく食べられます。差し入れや手土産として、広く喜んでいただけると思います。
● 今月の手土産
だしいなり[海木]
染み込ませたかつお出汁の香りが口の中にジュワり
■ 海木
住所/東京都日本橋室町3-2-1 コレド室町テラス1F
TEL/03-6262-7824
営業/11:00〜19:00 不定休