2020.02.22
ふたりでネルネル! 手作りする「チョコミントアイス」のレシピ
“週末鮨屋”の料理研究家として知られる野本やすゆきさんが、料理初心者の男性向けに「モテる」「デキる」レシピをご指南!
- CREDIT :
レシピ&調理/野本やすゆき 文/秋山 都 写真/吉澤健太
そこで本連載では“週末鮨屋”として注目されている料理研究家、野本やすゆきさんに、初心者でも作れ、自分で食べておいしいのはもちろん、一緒に食卓を囲むお連れさまにも「すごい!」と言ってもらえるレシピをご指南いただきます。料理はいまどき男子必携のモテツールであるものの、万遍なく何でも作れる必要はありません。数品のキラー料理を作れるよう、腕を磨いておきましょう。
ほら、本コラムの読者ならヴァレンタインデーにチョコレートをたくさんもらったことだと拝察しますが、まもなくやってくるホワイトデーに何をお返しすればいいのか、お悩みじゃありませんか? 義理チョコならハンカチやちょっとしたスイーツがふさわしいと思いますが、本命となればそうもいきません。
そこで「チョコミントのアイスクリーム」。意外にもアイスクリームはアイスクリームメイカーがなくても作れます。
トロトロと今にも溶けそうなやわらかいテクスチュアも、手作りならでは。ふたりで理想の味わいを探してネルネル、ネルネ♪してみてください。
「チョコミントのアイスクリーム」を作ってみよう!
【材料】 作りやすい4人分くらい
生クリーム 200ml
牛乳 200ml
グラニュー糖 80g
コーンスターチ 小さじ1
フレッシュミント 適量(パックで販売されているものの半量くらい)
ミントリキュール 大さじ4
板チョコレート 25g
といっても、アイスクリームのなめらかな食感を作るため、冷凍庫から出し、フードプロセッサーにかけるか、スプーンなどでよくよくかき混ぜます。
【作り方】
鍋に牛乳、生クリーム、ミントリキュール、グラニュー糖、コーンスターチを入れ、しっかり混ぜ合わせて、フレッシュミントを加え、弱火にかけます。
ヘラでまぜながらグラニュー糖、コーンスターチ(あらかじめ少量の牛乳で溶いておく)が溶けたら、火をとめます。
粗熱がとれたら、ミントは茶こしや味噌こしなどですくって取り出します。
もしフードプロセッサーをお持ちでない場合には、凍った原液をへらなどで混ぜてなめらかにしてからチョコレートを混ぜ込みます。再度冷凍庫で凍らせ、出して混ぜて空気を入れ、凍らせ……という具合に、冷凍→混ぜる→冷凍の工程を数回繰り返してください。
コーンを用意しておくと、なんだか「気分」です。ダブル? トリプル?
旬のいちごを使ったストロベリー味を用意しておくのもいいかもしれません。
お好みにあわせて、ふたりの甘~いホワイトデーをお過ごしください。
● 野本やすゆき (料理研究家)
東京・谷中で昭和初期から続く老舗寿司店「谷中 松寿司」に生まれ、現在、金・土・日曜のみ3代目として店を継承。“週末鮨屋”としても活動しつつ、わかりやすいレシピがTV、雑誌で人気の、いま注目の料理研究家のひとり。プロレス好き。