• TOP
  • GOURMET
  • とっても“京都な”フランス料理で極上デートを過ごしませんか?

2022.12.06

■「都季(TOKI)」

とっても“京都な”フランス料理で極上デートを過ごしませんか?

京都・二条城にほど近いラグジュアリーホテル「HOTEL THE MITSUI KYOTO」のフレンチレストラン「都季(TOKI)」がメニューを一新。地元食材と水にこだわったイノベーティブな料理の数々とともに、極上な京都旅を満喫しませんか?

CREDIT :

文/渡辺ゆり子

京都旅で立ち寄りたいイノベーティブフレンチ

京都、「都季(TOKI)」
▲ レストラン「都季」の店内。
こんにちは、「東京ヨコシマレストラン」で連載中の渡辺ゆり子です。

京都へ行く目的のひとつに“食”がありますが、東京とは雰囲気が異なる京都ならではのレストラン探しも旅の醍醐味ですよね。

今回ご紹介する「都季(TOKI)」は、京都旅でぜひ訪れていただきたいレストランのひとつ。開業して2年のラグジュアリーホテル「HOTEL THE MITSUI KYOTO」のシグネチャーレストランがメニューを一新したので、取材しました。

お料理のジャンルは、京都の食文化を前面に押し出したイノベーティブなフレンチ。パリのミシュラン三つ星レストランで研鑽を積んだ浅野哲也シェフが、京都の軟水で作る出汁と京都の食材を生かしたフランス料理を創作します。出汁文化を大切にする京料理をヒントに、フォン=出汁をお料理のコンセプトにしているのですって。
PAGE 2
京都、「都季(TOKI)」
ホテルのロビーは、水盤のような池を取り囲む和庭園に臨んでいて、とても開放的で素敵なポイントなのだけれど、そのお庭の横目に見て店内に入れる動線になっています。夜はライトアップされてロマンティックな雰囲気満点。
京都、「都季(TOKI)」
席に着くと、まずは鉄瓶でお白湯が供されます。京都・伏見のお酒の仕込み水で、豊臣秀吉も飲んでいたという名水=出汁を取る水、つまり「都季」の料理のベースとなる水を、そっと口に含ませてみてください。柔らかい口当たりにホッとすると同時に、これから始まる至極の京都フレンチに心が弾むはずです。

全12品のコースからいくつかをご紹介します。
アミューズは、出汁を生かして作ったスナック3種。野菜出汁を取るのに使ったニンジンのスナック(写真右)、カツオ出汁のカツオとビーツのスナック(中央)、鴨出汁に使われた鴨のリエットスナック(左)は、どれも「都季」のお料理の素となっていて、初っ端から興味深い一品を味わえます。
PAGE 3

京都の軟水をベースに創り出される至極の品々

京都、「都季(TOKI)」
パンはホテルメイドのサワードゥ・ブレッド。添えてあるのは、酒粕バター。向井酒造「伊根満開」の酒粕とフランスのボルディエバターを合わせたオリジナルなスプレッドです。どちらも滋味深くてレアだから、ついついお代わりしてしまいます。
京都、「都季(TOKI)」鮭 西京味噌 いくら
▲ 「鮭 西京味噌 いくら」
まるで海の中のサンゴを彷彿とさせるようなコチラは、西京味噌に漬け込んで熟成させたサーモンを堪能できる一品です。中に入った発酵野菜がアクセントになっています。
京都、「都季(TOKI)」向井酒造の酒粕 フォアグラ
▲ 「向井酒造の酒粕 フォアグラ」
雅な紫色の立方体に載っているのはフォアグラのテリーヌ。向井酒造「伊根満開」の酒粕を熟成させたソースと一緒にいただきます。意外な組み合わせなのに、びっくりするほど相性バツグン!
PAGE 4
京都、「都季(TOKI)」
そしてメインは、京都の高級鴨「七谷鴨」のロースト。炭火でじっくりと火入れされていて、肉のロゼ色がとてもきれい。付け合わせのタマネギとロベールソースとともにいただきます。
京都、「都季(TOKI)」ミニャルディーズ
食後の小さなデザート、ミニャルディーズもホエーの琥珀糖、抹茶カヌレ、蜂蜜マドレーヌ、酒粕マカロンなど、京都感満載で供されます。
京都、「都季(TOKI)」
そしてお酒類は、フランス産ワインはもちろんのこと、京都・丹波のワインや日本酒の「伊根満開」など、京都産のものも厳選されているので、この機会にぜひ飲んでみてくださいね。お料理自体がとてもオリジナルなので、それぞれに合うお酒をソムリエさんにグラスで選んでいただくのがオススメです。新しいマリアージュ体験ができますよ。
PAGE 5
コチラのホテルは二条城にほど近く(二条城が見えるお部屋もあります)、250年以上に渡って三井総領家の邸宅があった場所です。その歴史の趣をたたえるホテルで供されるフランス料理は、どれも創造性に満ちています。感動すると同時にどこかホッとするのは、きっと京都のお水と食材のせいですね。

客室もとても素敵なので、ぜひ宿泊とセットで最高の京都デートを満喫してくださいませ。
京都、「都季(TOKI)」

■「都季(TOKI)」

場所/「HOTEL THE MITSUI KYOTO」1F
住所/京都府京都市中京区油小路通二条下る二条油小路町284 
営業/17:30〜20:30(L.O.)

予約・お問い合わせ/TEL075-468-3100(ホテル代表)

詳細はコチラ

● 料金/シグネチャーコース1万8500円(12品)、ワインペアリング1万1000円

● 渡辺ゆり子

食、シャンパーニュ、花、インテリアと多岐のジャンルが活動のフィールド。2003年、国際アートフラワーコンクール優勝。2010年、シュバリエ・ド・シャンパーニュ叙勲。本誌LEONの「モテたいオヤジの通ぶり!レストラン」でも連載中。2022年7月7日に、自身のバー「Champagne Bar LILI-LA-YULI」が15周年を迎えた。

京都のホテルが気になる方はコチラもチェック!

PAGE 6
https://kaeruleon.jp/pages/clubleon?utm_source=leonjp&utm_medium=banner&utm_campaign=clubleon_leonjp

登録無料! 買えるLEONの最新ニュースとイベント情報がメールで届く! 公式メルマガ

登録無料! 買えるLEONの最新ニュースとイベント情報がメールで届く! 公式メルマガ

この記事が気に入ったら「いいね!」しよう

Web LEONの最新ニュースをお届けします。

SPECIAL

    おすすめの記事

      SERIES:連載

      READ MORE

      買えるLEON

        とっても“京都な”フランス料理で極上デートを過ごしませんか? | グルメ | LEON レオン オフィシャルWebサイト