2023.02.23
「こはく」の無添加たこ焼きがすごい!
京都のたこ焼きは新幹線に乗って食べにいく価値がある⁉
京都にはご馳走を食べにいく、という方が多いでしょう。懐石料理のコースや、うどん、湯豆腐、そしてフレンチ、和菓子……そんな京都の美食事情にいま「たこ焼き」という新たなジャンルが加わりました。
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写真/福森クニヒロ 文・編集/秋山 都
罪悪感のないたこ焼きを求めて新幹線に飛び乗った!
ジャンク(junk)とは英語でガラクタや屑の意味でして、そんなことからジャンクフードとは一般的に低ビタミン、ミネラル、タンパク質でありながら高カロリー、高糖質な食事のこと。最近ではGuiilty (罪悪感のある)Foodと呼ばれることもあり、意識の高い方々からは敵視されることもある存在です。
でもね、日ごろ食生活に気を使っているからこそ、たま~に食べるジャンクフードが美味しいのですよね。普段、星つきのレストランで食通を気取るフーディーたちも、家に帰ればバリッとポテチの袋を開けているかもしれないし、休日の昼間はもうカップ焼きそばでいいやと湯切り*に余念がないかもしれません。
無添加オーガニックな異端児ジャンクフード
◆「こはく」(京都・高野)
「関西の人にとってたこ焼きは日常的なおやつ。ぼく自身、ジャンクフードが大好きなんですが、結婚と育児を機にオーガニック食材へ関心をもつようになって。身近な食べ物で無添加・オーガニックを実践することで、ジャンクフード好きな人には自然な食生活に興味を持ってもらえればいいし、すでに自然派の人には敬遠されがちなたこ焼きの美味しさを再認識してほしい。そんな気持ちで始めました」と語るのは店主の西村勇さん。庭師を経て、京都市内のたこ焼き店で修業後、2021年夏に「こはく」をオープンさせました。
こはく
住所/京都府京都市左京区高野東開町11-1
電話/075-757-3770
営業時間/11:00~20:00
定休/月曜(祝日の場合は営業)
*叡山電鉄叡山本線「茶山」駅から徒歩6分