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アフタヌーンティーとは、まさに午後の紅茶。サンドイッチやスコーン、ケーキなどたっぷりと乗せた3段重ねのティートレイとともにティーを楽しむものですが、もともとは観劇や社交のため夕食が遅くなる貴族の優雅な習慣だったようです。
現在は英国、日本ともにホテルや高級ティーハウスで供されることの多いアフタヌーンティー。スイーツが多いせいか婦女子率が高めで、いささかLEON.JPとしてはおすすめしにくい雰囲気……のなか、男性が堂々と胸をはって楽しめるアフタヌーンティーを発見いたしました!
◆THE GREY ROOM
ここ、大事なポイントなので重ねて言いますが、「SPICE LAB TOKYO」はスパイス香るモダン・インディアンキュイジーヌの旗手。そして「THE GREY ROOM」はそこに付設されるバー。
ということで、今回ご紹介するアフタヌーンティーは、随所にスパイスやインディアンテイストが香り、またバーというマニッシュな雰囲気の中でサービスされるものであり、決してフリフリヒラヒラした花柄の洋服をまとったおばさま方が小指をたててティーカップを持つようなファンシーテイストのものではありません。
ではそのスパイシーなアフタヌーンティー、つぶさに見てまいりましょう。
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遠くにカレーを感じさせるスパイスを呼び水に、シャンパンが進む、進む……でもこのプランでは、シャンパンは1杯までなのですね(もちろん、別途有料でおかわりOKです)。そしてお腹もすいてきた!
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このあたりでシャンパンを飲み終えたので、ティーにシフトします。インド産のアッサムやダージリンなどの紅茶と、カルダモンやクローブ、シナモン、ブラックペッパー、サフラン、ローズペタルなどのスパイスを風味よくブレンドした3種のティー、そしてオリジナルチャイ、インド産コーヒー3種がおかわり自由ということだったので、オーダーは「メニューの上から」とお願いしてみました。どこまで飲めるでしょうか?
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結局この日は、グラスシャンパン1杯、紅茶3種を6杯程度、コーヒー1杯で約2時間の滞在となりました。翌朝までお腹すかなかったほど満腹になったので、夕方から早めのディナー代わりに訪れるのもいいかも。銀座の夕景を楽しみながらアフタヌーンティーなんて、これは「ダウントン・アビー」でも見られない贅沢なワンシーンです。
◆ THE GREY ROOM
住所/東京都中央区銀座6-4-3 GICROS GINZA GEMS 11F
予約・問い合わせ/03-6274-6023
営業時間/アフタヌーンティー14:00~18:00、バータイム18:00~翌3:00(L.O.翌2:30)
* 一時的に日〜木は18:00 〜 0:00(L.O. 23:30)までの営業
定休/無休
*アフタヌーンティーは4,290円(サ込税別)、グラスシャンパン1杯つき6,600円(サ込税別)