2020.04.30
【連載】シェフ直伝! モテるを救う“お助けメシ”
“ウニ好き”彼女を唸らせる特製【ウニぎり】の作り方教えます!
カンタン・時短・リッチで美味しい! 結果、オヤジの腕振るギャップに惚れ直す♥ そんなデート救済レシピを毎回、内外の一流シェフがご提案する連載。今回は「目白 鮨おざき」の店主・尾崎雅也さんに常連客だけが知る秘密の裏メニュー「ウニぎり」の作り方を教えてもらいました。
- CREDIT :
写真/福本和洋 文/甘利美緒
Q.自他ともに認める“ウニ好き”の彼女と最近いい感じ♥
“ウニージョ”が唸る魅惑の逸品を行きつけの鮨屋の大将に教わりたい!

迷えるオヤジ(以下オヤジ) 実は大将に折り入って相談がありまして。
シェフ 私でよろしければ何なりと。
オヤジ ちょっとイイ仲の女性がウニに目がなくて、とびきりのウニ体験をプレゼントしてあげたいんですよ。で、思いついたのがバフンウニやムラサキウニの食べ比べ。ただ、彼女にとっては珍しくなさそうなので、例えばウニの意外な食べ方を提案できないかと。
シェフ なるほど。そういうことでしたら“ウニぎり”なんてどうでしょう?
オヤジ まさか……ウニのおにぎり!?
シェフ ええ。コレ、うちの常連のお客様のなかでも知る人ぞ知る裏メニューでしてね、ごはん50gに対して極上のウニを20gも使うんです。
オヤジ なんと贅沢な!
シェフ しかも、焼きおにぎりにするんです。表面には醤油をひと塗りし、エシレバターを落としてでき上がり。
オヤジ 想像するだけで涎が出そうだ。でも、ウニに火を入れるとミョウバン臭くなりそうな気もしますが。
シェフ とにかくいいウニを使うことです。まあ、味見してみてください。
オヤジ おぉ! 臭みどころか甘みと旨みが引き立っている。バターや酢飯との相性もいい。黄金色の見た目にもそそられるし、こいつはいいですね!
A.常連客だけが知る秘密の裏メニュー
“ウニぎり”なら「こんなの初めて」が止まりません!
材料/2人分
白米…2合
ウニ…おにぎり1個につき20g
市販の寿司酢…60〜80cc
サラダ油…適量
バター…適量
醤油…適量
作り方 (所要時間60分)




【応用編】出汁をかければ高級茶漬けにガラリ味変!


お助けシェフ 店主・尾崎雅也
高田馬場の「鮨源」で21年修業。2017年6月、厳選した食材のみを使用する「鮨おざき」を開店。ゲストの満足度を追求するべく、アラカルトにも柔軟に対応。

目白 鮨おざき
TEL/03-6908-0506
住所/東京都豊島区目白3-13-1 目白コトブキビル3F
営業/12:00~15:00、17:30~22:00 月休
目白通り沿いのビルに
ある隠れ家的な鮨店。
毎朝大将が自ら
豊洲に出向いて素材を厳選。
カウンター8席。個室有。
おまかせ2万円~

現在はテイクアウトメニューのみ販売中。
メニュー例/ばらちらし 1折 5000円+税(8%)、太巻き 1本 5000円+税、握り 1人前 握り8貫+細巻4切れ 6500円+税。また、お客様のご注文に応じてお刺身盛り合わせ、焼き魚、煮魚等をお作りしています。