2020.06.11
初夏にウマい! 鰹の「手こね寿司」の作り方
“週末鮨屋”の料理研究家として知られる野本やすゆきさんが、料理初心者の男性向けに「モテる」「デキる」レシピをご指南!
- CREDIT :
レシピ&調理/野本やすゆき 文/秋山 都 写真/吉澤健太
そこで本連載では“週末鮨屋”として注目されている料理研究家、野本やすゆきさんに、初心者でも作れ、自分で食べておいしいのはもちろん、一緒に食卓を囲むお連れさまにも「すごい!」と言ってもらえるレシピをご指南いただきます。料理はいまどき男子必携のモテツールであるものの、万遍なく何でも作れる必要はありません。数品のキラー料理を作れるよう、腕を磨いておきましょう。
「手こね寿司」を作ってみよう!
【材料】 2人分
鰹(皮なし) 1柵(約300g)
Aしょうゆ 大さじ4~5
Aしょうがすりおろし 小さじ1
みょうが(縦半分にカット) 2個
大葉(手で細かくちぎる) 6枚
万能ねぎ(小口切り) 2~3本
ごはん 2合
B酢 50ml
B砂糖 大さじ1と1/2
B塩 小さじ1と1/2
すだち 適量
かいわれ菜 1/2パック
鰹はこれから秋にかけてどんどん脂が乗ってきます。鰹のほかに鮪でも美味しく作れますよ。
【作り方】
よく、すし酢をまわしかけてすぐ、急いでうちわをバタバタしてごはんを冷まそうとする人がいますが、それは間違い。米がすし酢をまとって、全体的にふっくらツヤツヤするまで混ぜ、その後、冷ますのが正解です。
このとき、混ぜすぎるとごはんに粘りが出てしまうので、鰹のタレがごはんに馴染む程度でOKです。
● 野本やすゆき (料理研究家)
東京・谷中で昭和初期から続く老舗寿司店「谷中 松寿司」に生まれ、現在、金・土・日曜のみ3代目として店を継承。“週末鮨屋”としても活動しつつ、わかりやすいレシピがTV、雑誌で人気の、いま注目の料理研究家のひとり。プロレス好き。