お店選びに迷ったらココ! やっぱり鉄板焼きデートはモテるんです

旬の野菜や極上のお肉を、シェフが目の前で調理してくれる“鉄板焼き”。ライブ感溢れる雰囲気も、まさにデートにぴったりです。それが、丸の内の東京會舘にできた「TOKYO KAIKAN 會（かい）」なら、申し分ありませんよ!

CREDIT :: 取材・文／渡辺ゆり子

本誌LEONでYULI*YULIとして長きにわたり、あらゆるジャンルのレストラン＆バーを取材してまいりました“デート・コンシェルジュ”(略してデーコン)こと、渡辺ゆり子が、本当にデートで使えるお店の選び方をわかりやすく御指南します！

格式ある東京會舘に
新しく誕生した鉄板焼き店

実は、かつて丸の内OLだったアタクシ(笑)。皇居前の一等地、三菱系の会社が入ったビルが連なる丸の内の数あるレストランのなかでも、東京會舘でのお食事は特別のイベントだったんです。そんな東京會舘が2019年に生まれ変わったと聞き、伺ってきました。今回ご紹介するのは、新しくできた鉄板焼き店「TOKYO KAIKAN 會（かい）」です。

車寄せから玄関に着くと、格式ある風情はさすがの老舗。以前よりもさらにクラシック感が増し、正統な歴史を感じさせます。そして、ゆったりとしたロビーから地下へ降りて行くと、「TOKYO KAIKAN 會（かい）」のエントランスがあります。

店内は天井も高く、広々と落ち着いた空間。ゆったりと弧を描く鉄板焼きカウンターに座り、シェフが目の前で調理する臨場感を味わえる鉄板焼きは、いま流行りのカウンター“シェフズテーブル”の元祖ではないかしら？

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こだわりの野菜やお肉から
デザートのサプライズまで女子ウケ必至!

カウンター席では、原健二調理長の熟練のワザとソフトな接客を楽しみながら、素材の美味しさを追求した極上の鉄板焼きを堪能することができますよ。

今回取材した「二重橋」のコース（全8品／1万8000円／税サ別）は、メインのお肉はもちろんですが、季節の焼き野菜も絶品。赤栗かぼちゃなどの旬野菜の滋味深さを、三種類の塩でじっくりと味わえます。

お待ちかねのお肉は、最上級A5ランクのサーロインかフィレを選びます。う〜ん、贅沢。ふたりでシェアすれば、ハーフ＆ハーフで食べ比べもできますよ。

三種類ある塩と、島根県産の三年熟成醤油を付けて食べてみて。出汁入り白醤油＆大根おろしのポン酢と、静岡県産の生ワサビを試してみてね。添えてあるガーリックチップのにんにくは青森県産で、これもまた美味!

そして〆は、やっぱりガーリックライスですよね。風味豊かな味わいはもちろん、鉄板の上で小気味好く調理されるパフォーマンスは、どのメニューよりも見ていて一番楽しいかも（笑）。

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デザートは何かしらと思っていると、この時季は、なんと鉄板の上で作るマドレーヌが登場です。マドレーヌと言えば、オーブンで作るものと思い込んでいたので、完全に意表を突かれました。美味しいサプライズは大歓迎！

お肉はもちろん、魚介類、野菜も厳選された食材。さらに薬味や塩、タレ、ソース類もこだわりのものばかりの「TOKYO KAIKAN 會（かい）」は、洗練された空間で“大人な鉄板焼き”を存分に味わえます。大事なデートの時にぜひ使っていただきたいお店ですよ。

※価格はすべて税抜きです

■ TOKYO KAIKAN 會（かい）

住所／東京都千代田区丸の内 3-2-1 東京會舘 B1F
営業時間／ランチ11:30〜14:30(L.O.)、ディナー平日17:30〜21:30(L.O.)、土日・祝日17:30〜20:30(L.O.)
※ 営業時間は変更の可能性あり

HP／https://www.kaikan.co.jp/restaurant/kai/

予約／TEL.050-3134-4890（予約専用）

ウェブ予約はコチラ

● 料金／「二重橋」(ディナー)1万8000円（税・サ別）ほか

● 渡辺ゆり子

食、シャンパーニュ、花、インテリアと多岐のジャンルが活動のフィールド。2003年、国際アートフラワーコンクール優勝。2010年、シュバリエ・ド・シャンパーニュ叙勲。本誌LEONの「オヤジのトキメキダイニング」でも長期連載中。2020年7月７日に、自身のバー「Champagne Bar LILI-LA-YULI」が13周年を迎えた。