
「丸の内テラス」で男を磨く。その強い味方になってくれるのが地下1階フロアです。高級バーバー「HIRO GINZA BARBERSHOP(ヒロ銀座バーバーショップ)」は、“マフィアのアジト”をイメージした、クラシックアメリカンスタイルのラグジュアリーな理容室。ヘッドスパやシャンプー、シェービングなどでも利用できるから、デートの前にここでしゃきっとリフレッシュしてはいかがでしょう。


エリア初のルーフトップダイニング「THE UPPER(アッパー)」

流暢なフランス語を生かして世界各国のトップシェフと交流し、コラボレーションイベントなど、これまでさまざまな場で食文化や技術、知識を交換してきました。そんな経験を生かして、高田さんが設定したテーマは「旅」。コンテンポラリーフレンチをベースに、アジアやアメリカ、ミドルイースト、日本の地方など、さまざまなエッセンスが加わった独創的なフレーバーを楽しめます。

ここは高田さんのガストロノミーの一端を味わえるコースを強くおすすめしたいのですが、高田さんいわく「自分が日常的に気軽に食べたいな、と思うメニューを作っちゃったアラカルトも楽しい」とか。「ラ・シーム」譲りのカレーのほか、台湾のB級グルメ・魯肉飯やフライドチキン、たこ焼きなんてメニューもあるのです。

1階にはカジュアルなダイニングが勢揃い
なかでもイチオシなのは、「ESPRIT de TAILLEVENT(エスプリ・ド・タイユヴァン)」。パリの老舗グランメゾン「タイユヴァン」が世界で初めて出店するカジュアルダイニングで、併設されたショップで購入したワインを、レストランに持ち込める(抜栓料1100円)ほか、グラスワインが30種類も揃っているという、ワイン好きにはたまらないスペース。

美食家たちが注目しているのは、大阪の人気店が東京に移転進出したイタリアン「YOTTERIA GAKU(ヨッテリア ガク)」。大阪では、ローストポークなど豚肉料理に定評のあるイタリアンだったそうで、フレンドリーなおもてなしで食べごたえのあるイタリアンを楽しめそう。



丸の内仲通りのイルミネーションも始まり、街中がシャンパンゴールドに煌めくこれからの季節。大切な女性を誘って、華やかなニューアドレスに出かけてみませんか。

■丸の内テラス
住所/東京都千代田区丸の内1-3-4
電話/03-5218-5100(受付11:00〜21:00(日祝〜20:00、連休の場合は最終日のみ〜20:00))
HP/https://www.marunouchi.com/lp/marunouchiterrace/
■THE UPPER
住所/丸の内テラス9F 10F
電話/03-5962-9909(予約受付 12:00〜16:00)
営業時間/11:30〜23:00
定休/日曜(祝前日の日曜は営業)
HP/https://the-upper.jp
●江藤詩文(えとう・しふみ)
世界を旅するフードライター。ガストロノミーツーリズムをテーマに、ファインダイニングからストリートフード、郷土料理、家庭料理、ワイナリーや酒蔵などを取材して各種メディアで執筆。訪れた国は60カ国以上。著書に電子書籍「ほろ酔い鉄子の世界鉄道~乗っ旅、食べ旅~」(小学館)シリーズ3巻。Instagram(@travel_foodie_tokyo)でもおいしい旅情報を発信中。