モッチモチ餃子とレモンハイボールで六本木デート!

今回のお店は「餃子 de 巴里（ギョーザデパリ）」。餃子なのに、パリ？ 不思議に思う方も多いかもしれないけれど、オーナーがいつかパリにお店を出したいという想いを店名に込めたコチラ、たまにはお食事デートにも“変化球”が必要ということでご紹介させていただきます！

場所は、六本木交差点からほど近いエリア。賑わいある外苑東通りから裏に入った静かな通り沿いのビルの2階にある「餃子 de 巴里」の店内は、カウンターがメインの親しみやすいカジュアルな雰囲気です。

そして餃子メニューですが、なんと約60種類も! “季節の餃子”も展開しているうえ、「チーズグラタン餃子」や「屋台のお好み焼き餃子」など変わり種も数多く扱っていて、どれを食べようかと迷っちゃいそう。餃子が好きな女性は多いから、デートにお誘いする際のフックになること請け合い。

まずは定番の人気メニューから試してみるのはいかが？ 例えば、「羊のフェンネル餃子」。コチラ、羊の挽き肉がたっぷりと詰まっていて肉々しいの。ハーブのフェンネル、クミンやニンニクの風味も効いたエキゾチックな餃子です。手作りの皮もモッチモチ！

見た目がとても雄々しい(!?)黒い餃子も! 竹炭を混ぜた皮の中には、黒胡椒で旨味が引き出された牛の粗挽き肉が。コチラもパンチの効いた味が付いていますが、辣油、酢、醤油で味変も楽しんでね。

前菜、麺、カレー等々、サイドメニューも充実しています。なかでも気になって仕方なかったのが、このチキン! その名も「タイガーデビルチキン スパイスパウダーがけ」です。オーダーと同時に、目の前でチキンが丸ごと揚げられる様子は迫力満点。

鶏は、紹興酒と香味ネギのタレに三日三晩漬け込んだ後、丸一日風干しをしています。そして、パリッパリに揚げた後に赤い粉末をたっぷりと纏って登場。この粉末、唐辛子・ターメリック・五香粉・コリアンダー・クミンなどで作られた特製スパイスなんです。辛いけれど風味豊かなスパイスがジューシーな鶏肉の旨味と絡まって、クセになりそうな味わい！ 台湾の屋台料理なんですって。

ふとカウンターを見回すと、インスタントラーメンがたくさん並んでいるのを発見! 懐かしい昭和のラーメンからイマドキのラーメンまで数種類のなかから、お好みを選んだらお店の方が調理してくれます。お茶目でしょ？

そして、餃子に合わせるお酒はハイボールでキマり! コレもこだわりが色々とあるのだけど、LEON読者の皆さまと女性が好きそうなものをセレクトしてみました。

一番左の赤いハイボールは、なんとワインがベース。「巴里のハイボール」という名前も納得のこちら、意外にもワインとウイスキーって相性イイんですね。あるいは、パクチーをギュッと詰めた「アジアのハイボール」や1個分のレモンが入った「丸ごと１ケ ハイボール」などサッパリといただいても。他にも「ドラゴン(紹興酒)ハイボール」や「オロナミンCハイボール」など、思わず飲んでみたくなる大胆な組み合わせのハイボールがいくつもあります。

キッチュなオブジェも楽しい雰囲気を盛り上げてくれる「餃子 de 巴里」は、母体が中華料理店なので、お料理はどれも本格派の味。2軒目のバーとしても使うのもアリですよ。