青島ビーチパークから始まった宮崎発信の新しいビーチスタイル
ご存じない方のために、ざっくり説明すると、昭和40年代のブーム以降、客足が減少していた青島海岸の空き地に、官民が一体となり作り上げたフードコンテナの並ぶ、公園のようなスペースが青島ビーチパークです。
その宮原さんが、宮崎移住のおりに青島再生を依頼され、「誰もが思い思いに海と過ごせる居心地のいい場所」をテーマに作り上げたのが青島ビーチパークでした。
そのモチーフとなったのは独自のカルチャーを発信している海外のビーチなのだそう。
「バイロンベイやオレンジカウンティのようなビーチを日本にも作りたかった」と、あるインタビューでこたえています。
そして瞬く間に青島ビーチパークは人気になり、いまやインスタ映えバツグンのスポットとしても人気に。
一ツ葉に「ザ・ビーチバーガーハウス」が誕生
というのは、宮原さんが手がけた第二のプロジェクト「ザ・ビーチバーガーハウス」がこの夏オープンしたからです。
青島から北へ20kmほど向かった先にあるサンビーチ一ツ葉。そこにライフセーバーの監視塔として使われていた古い建物がありました。監視塔だけにしておくのはもったいない、なかなかのサイズ感があるその場所を、再利用しようとプロジェクトが始動。
そうなれば当然のように宮原さんにお声がかかり、ふたたびメチャイケてるスペースが生まれたのでした。
一目みて、ここは西海岸か! とツッコミたくなるほどカリフォルニアな雰囲気のエントランス。
中へ入ると、正面はオープンな作りになっていて、その先には一ツ葉の真っ青な海が見えます。
そして、海風とともに漂ってくるのはビーフパティの香り。そう、ここは名前の通りバーガーハウス。手がけるのは、東西の雄。東代表は原宿の大行列で知られる「THE GREAT BURGER」、西代表は心斎橋の人気店「CRITTERS BURGER」。
そんな両者がタッグで生み出したバーガーです、旨いに決まってます!
半分オープンな仕様なので、ビーチとの一体感もバツグンでシームレスに砂浜にアクセスできます。
イメージとしては西海岸のビーチハウス。
ひとりでもカップルでもグループでも思い思いに過ごせる、そんな空間作りの妙は、青島ビーチパークに通じる心地よさがあります。
もうひとつやはり目を引くのは西海岸的な内装のクオリティ。内装を手がけたのは「カリフォルニア工務店」。全国にサーファーズハウスやビーチハウスを建設しまくっている、西海岸風建築の第一人者です。
集う人が自由にビーチタイムを楽しめる、オープンなスペースが心地いい
これを最高のときと言わずしてなにをいうのでしょう! サーフィンをしなくても、海に入らなくても、海がそこにあるだけでこんなに心地イイなんて。もう、帰りたくなくなります。
単に海辺にお洒落な施設を作った、ということではなく、そこにちゃんと人が集う、心地の良いコミュニティを生み出したこと、それこそが青島の成功なのだと。
今回実際に行ってみてそれを実感。
その考え方とセンスが投入された「ザ・ビーチバーガーハウス」も間違いなく、訪れる人たちに最高のビーチタイムを提供してくれるはず。
ただのんびり海で過ごしたい、しかも現代的なホスピタリティを担保してくれる心地いい空間で。なんてオトナは結構多いはずです。
そんなニーズに応えてくれる場所、それがこの宮崎にはあります。
こういうビーチが日本にもっともっと増えて欲しい。だから、まずは宮崎の心地よさを多くの人に体感して頂きたいと思った次第。
というわけで、みなさま、今年はハワイの代わりに宮崎はいかが?!
ザ・ビーチバーガーハウス
住所/宮崎県宮崎市阿波岐原町1400-16
営業時間/AM10:00-PM21:00(定休日なし)
URL/http://thebeachburgerhouse.com/
お問い合わせ/☎︎0985-34-9085