そこで、色彩心理学や観光学など、さまざまな見地から独自に夜景を研究する夜景評論家・丸々もとおさんに、女性が思わず口説かれてしまうような夜景の美しいレストランを推薦していただきました。
夜景は色彩によって心理的効果が異なる
「オレンジなど暖色系の光は、見るヒトの高揚感や情熱を高めます。たとえば、お台場のテレコムセンター展望台の南側フロアから見る青海埠頭が、その代表例です」
反対に、冷静に話し合いたいときやケンカして互いがヒートアップしているとき、リラックスしたいときなどはブルー系がオススメ。「永代公園から見る永代橋の青のライトアップとか、薄暮の青々とした空が大きく広がっている夜景であれば、どこでも大丈夫です」
■ 「Sky Restaurant 634(ムサシ)」
高層階にいくほど、非日常感が増す!
「高層から眺めるその景色は、東京にいるのにいないような、未来へのイマジネーションやインスピレーションをかき立てられる夜景です。そのため想像力がみなぎり、ふだんは口数が少ない人でも、饒舌に言葉を自分のなかから引き出すことができます。告白やプロポースで、多くの言葉を語りたい人向き」(丸々さん)
■ Sky Restaurant 634(ムサシ)
住所/東京都墨田区押上1-1-2 東京スカイツリー天望デッキフロア345
営業時間/ランチ12:00~16:00(最終入店14:00)、ディナー17:30~23:00(最終入店20:00)
定休日/無休(東京スカイツリーの営業に準ずる)
URL/http://restaurant.tokyo-skytree.jp/
予約・お問い合わせ/☎︎03-3623-0634(10:00~18:00)
●ランチ・ディナーともにコース料理のみ。[ランチ]粋コース4950円、雅コース6600円、鉄板コース7700円。[ディナー]粋コース1万3200円、雅コース1万6500円、鉄板コース1万9800円 すべて税別。
■「OceanDish Q’on(オーシャンディッシュ クオン)」
東京湾の向こうの日々発展する光景にチカラをもらえる
薄暮の時間帯(ブルーモーメント)は寒色系に分類されますが、東京タワーの夜景が見える席であれば、そのオレンジ色のライトアップにより暖色系の夜景に。つまり、席によって眺める色彩と効果は異なるので、彼女とどう過ごしたいかによって席を選びましょう。
■ Ocean Dish Q’on(オーシャンディッシュ クオン)
住所/東京都港区海岸3-26-1 バーク芝浦ビル14F
営業時間/ランチ11:00~14:00、ティータイム14:00~15:00、ディナー17:00~22:30(日にちにより変更の可能性あり)
定休日/日曜・祝日・年末年始
URL/http://www.qon.co.jp/
予約・お問い合わせ/☎03-5484-9000
●コースは5400円、8640円、1万2960円の3種類(税込)。フランスワインを中心に5000円台~。
■「THE MOON Restaurant | Lounge」
男としての自信とシンクロする夜景
■ THE MOON Restaurant | Lounge
住所/東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ 森タワー 52F
営業時間/[レストラン]ランチ11:30~15:30(L.O.14:00)ディナー18:00~23:00(L.O. 21:00)[ラウンジ]ランチ11:30〜14:30(L.O.)、カフェ14:30〜17:00(L.O.)、ディナー18:00〜23:00(料理22:00L.O.、ドリンク 22:30L.O.)
※金、土、休前日は〜25:00(ドリンクとスナック翌00:30L.O.)
定休日/館に準ずる
URL/http://thesun-themoon.com/moon/
予約・お問い合わせ/☎03-3470-0052
●レストランのランチは3300円、4500円、6000円の3コース。ディナーは7000円、1万円、1万3000円の3コース。ソムリエ厳選のコースに合わせたワインのペアリングあり。
●ラウンジのフードコンセプトはモダン洋食。ランチはメイン5種から選べるランチセットで1600円~。カフェタイムはオリジナルアフタヌーンティー「AfterMOON Tea」3800円。ディナーはアラカルトで3000円~(税抜き)。
※52階、53階までの入館券を持っていない場合は別途、VIEW Chargeとして1人500円
■ 丸々もとお
肩書きの夜景評論家は商標登録済み。夜景の魅力を観光学、色彩心理学等、景観学などをもとに独自に解釈、夜景学を構築している。「夜景検定」の総監修、長崎市や札幌市等の夜景アドバイザーを歴任。全国数十カ所のイルミネーションもプロデュースする。