2018.02.20
デートの〆はお茶漬けサラサラ【下】
日本にはソウルフードは数あれど、意外に少ないのがお茶漬け専門店。デートの〆として、かなり使えるから知っていて損させません! 老舗からオリジナリティ溢れるお店までラインアップしました。
- CREDIT :
写真/野頭 尚子 文/中島 由貴
それが「〆にお茶漬け食べない?」。
ヘルシーだし、おいしそう。そして時間もそれほどかからない。「それくらいなら」とデートの延長戦を快諾した彼女と、アッツアツのお出汁がかかった一杯を、湯気ごと一気にズズズッ〜。熱気を帯びた吐息が口からこぼれて、ああ幸せ〜♡ ココロも胃袋もホクホクになったら、ふたりの関係が自然と近づくのは言うまでもありませんね。
というわけで、デートの最後を飾るにふさわしいお茶漬け専門店4軒を、上・下に分けてご紹介していきます。後半は、「こんなのはじめて〜」連発の創作茶漬けの専門店2軒です!
うますぎ・早い・安い3拍子揃った珠玉の一杯
◆ 本格出汁が主役の「雅なだし」
9種類あるメニューのなかには、鮭&いくらの定番から、イベリコ豚の生姜焼きや抹茶を皮に混ぜたイベリコ豚の水餃子など、お茶漬けの具とは思えないユニークななものまで。食べてみるとあら不思議。「あくまで出汁が主役になるように」の店主の言葉通り、食材も味付けもお出汁に絶妙に溶けていい"ダシ"に!
それを可能にするのが、産地にとことんこだわった厳選食材。どれもそのままでも十分美味しいため、まずはそのまま定食スタイルでお菜として楽しんでから、出汁をたっぷりかけていただくのがココンチ流です。お茶碗一杯だけで、しかもお値打ち価格なのに、高級料理を食べた後のような贅沢な気持ちになれるから不思議です。
4切れ盛られた「鮭&いくらなだし茶漬け(980円)」。まずはテーブルにある小さなコップで出汁だけをご賞味ください。そして、定食感覚で何もかけず庄内産ササニシキのお米や素材の本来の美味しさを味わって。
店主が各地を周り、あらゆる素材同士を組み合わせて試作を重ねてできた出汁は、ここでしか味わえない繊細かつ奥深い旨味。しっとり焼かれた鮭と濃厚ないくらに、魚介ベースの出汁がマッチした極上の親子茶漬けに。
「イベリコ豚の生姜焼きなだし茶漬け(880円)」。イベリコ豚を使用したという、ありそうでなかった生姜焼き。まずはお米と一緒にかっこみたい。
半分食べ終わったところで出汁の出番。あっさりとした豚の脂とお出汁の好バランスにびっくり。生姜とシャキシャキのキャベツのアクセントも癖になる美味しさ。
4切れ盛られた「鮭&いくらなだし茶漬け(980円)」。まずはテーブルにある小さなコップで出汁だけをご賞味ください。そして、定食感覚で何もかけず庄内産ササニシキのお米や素材の本来の美味しさを味わって。
店主が各地を周り、あらゆる素材同士を組み合わせて試作を重ねてできた出汁は、ここでしか味わえない繊細かつ奥深い旨味。しっとり焼かれた鮭と濃厚ないくらに、魚介ベースの出汁がマッチした極上の親子茶漬けに。
「イベリコ豚の生姜焼きなだし茶漬け(880円)」。イベリコ豚を使用したという、ありそうでなかった生姜焼き。まずはお米と一緒にかっこみたい。
半分食べ終わったところで出汁の出番。あっさりとした豚の脂とお出汁の好バランスにびっくり。生姜とシャキシャキのキャベツのアクセントも癖になる美味しさ。
◆ 雅なだし
住所/東京都千代田区麹町1-6-16 半蔵門海和ビル B1
お問い合わせ/03-6261-5893
営業時間/月~金11:00〜21:00
定休/土日祝
ジャンルを超越したモダン茶漬け
◆ 創作お茶漬け専門店 だよね。
和牛の炙り茶漬けは、お米を隠すほどの大きさのA4〜5ランクの和牛がバーナーで炙られてから目の前へやってきます。香ばしい匂いに誘われて、まずはそのまま食べるのが正解。しばらくするとごはんにおこげができるので、そこでまたパクリ。そして昆布、ウルメイワシやあごなどを合わせた特製出汁をかけると、ゆっくりと肉に火が通っていくので、お好みのレア加減のところをズズズ〜ッとフィニッシュ♡
以前は期間限定メニューだったのが、たくさんの要望に応えて復活&定番化した「和牛の炙り茶漬け(1,371円)」。添えられたおちょこで、まずはお出汁だけを味わって。
宮城県産ひとめぼれをちょうどいい食感となるように水分量は少なめに炊いているそう。肉汁が染みたおこげは絶品!
続いては、お待ちかねのお茶漬けで。出汁の塩加減と肉の脂が溶け合う至極のハーモニー。油っぽさが一切ないのは上質な和牛だからこそ。
出汁をかければ、クッパのようにピリッとした辛さが豚肉の油でマイルドになり、そのままで食べたときとは別物に。
旨辛豚とラー油のお茶漬けは、特製の食べるラー油と豚肉との相乗効果は驚くほど美味。
以前は期間限定メニューだったのが、たくさんの要望に応えて復活&定番化した「和牛の炙り茶漬け(1,371円)」。添えられたおちょこで、まずはお出汁だけを味わって。
宮城県産ひとめぼれをちょうどいい食感となるように水分量は少なめに炊いているそう。肉汁が染みたおこげは絶品!
続いては、お待ちかねのお茶漬けで。出汁の塩加減と肉の脂が溶け合う至極のハーモニー。油っぽさが一切ないのは上質な和牛だからこそ。
出汁をかければ、クッパのようにピリッとした辛さが豚肉の油でマイルドになり、そのままで食べたときとは別物に。
旨辛豚とラー油のお茶漬けは、特製の食べるラー油と豚肉との相乗効果は驚くほど美味。
◆ 創作お茶漬け専門店 だよね。
住所/東京都港区六本木4-12-4 清水ビル 1F
お問い合わせ/03-5770-5563
営業時間/月~木11:30~15:00、17:00~翌5:00、金11:30~15:00、17:00~翌6:00 土・祝前日11:30~翌6:00、日・祝11:30~23:30