2018.02.19
ほかほか肉まんで楽しむオトナの買い食い
暦の上では春なのに、いまだ寒い毎日。身も心もほっこりさせてくれる肉まんが恋しくありませんか? ということで、わざわざ買いに行く価値のある肉まんや、その製法の秘密を取材してきました。ぜひ、ご賞味あれ。
- CREDIT :
文/T.Kawata 撮影/小澤達也
60年以上の歴史を持つ東京発肉まんの老舗
木のせいろを開けると湯気がフワリ。店頭で蒸したてを買うのは、寒い日ならではの楽しみです。
ショーケースの中には定番の肉まん、あんまんをはじめ、さまざまな種類がバラエティ豊かに用意されています。こちらは自宅で蒸すもの。蒸すと言っても、軽く表面を水で濡らして、ラップに包んで、電子レンジで40秒(肉まんの場合)加熱するだけと簡単です。
店長の坂野聖太さん。お若いけれど、五十番の歴史や製法、おいしい食べ方などを知り尽くしたスペシャリストです。
木のせいろを開けると湯気がフワリ。店頭で蒸したてを買うのは、寒い日ならではの楽しみです。
ショーケースの中には定番の肉まん、あんまんをはじめ、さまざまな種類がバラエティ豊かに用意されています。こちらは自宅で蒸すもの。蒸すと言っても、軽く表面を水で濡らして、ラップに包んで、電子レンジで40秒(肉まんの場合)加熱するだけと簡単です。
店長の坂野聖太さん。お若いけれど、五十番の歴史や製法、おいしい食べ方などを知り尽くしたスペシャリストです。
目移りしてしまう充実のメニューです。
人気 第1位「肉まん」は絞り頭が目印。国産豚肉とキャベツを手作りの皮で包み上げた逸品です。税込393円
人気 第2位「五目まん」。豚肉、タケノコ、海老、銀杏、椎茸、うずらの卵、マッシュルームなど丸ごと具材が入っています。税込638円
人気 第3位「あんまん」。北海道産小豆をじっくり炊き上げ、ごま油風味の上品な甘さに仕上げています。税込393円
人気 第4位「特製肉まん」。ヘルシーな国産豚もも肉の赤身肉とキャベツのうまみがマッチ。税込393円
人気 第5位 「海老チリまん」。プリプリのエビが丸ごと入っています。甘辛な海老チリが絶妙。上に干しブドウが乗っています。税込393円
人気 第1位「肉まん」は絞り頭が目印。国産豚肉とキャベツを手作りの皮で包み上げた逸品です。税込393円
人気 第2位「五目まん」。豚肉、タケノコ、海老、銀杏、椎茸、うずらの卵、マッシュルームなど丸ごと具材が入っています。税込638円
人気 第3位「あんまん」。北海道産小豆をじっくり炊き上げ、ごま油風味の上品な甘さに仕上げています。税込393円
人気 第4位「特製肉まん」。ヘルシーな国産豚もも肉の赤身肉とキャベツのうまみがマッチ。税込393円
人気 第5位 「海老チリまん」。プリプリのエビが丸ごと入っています。甘辛な海老チリが絶妙。上に干しブドウが乗っています。税込393円
◆ 神楽坂五十番総本店
住所/東京都新宿区神楽坂4-3
お問い合わせ/03-5228-8450
営業時間/11:00~20:00
定休日/無休
URL/www.50ban.jp
台湾の秘伝の味を伝える世田谷の名店
こちらの定番は、肉まん、あんまん、まん頭(とう)、黒糖まん頭(とう)の4種類。このほか、取材時にはカレー肉まん、辛口肉まんなどがありました。お店はテイクアウトのみで、蒸したてか、持ち帰って自分で蒸すか選ぶことができます。
肉まん。粗目に引いた上質な国産豚肉、独特の風味のある台湾油ねぎを使用しています。ほんのり、こしょうの風味が感じられるのも◎。税込160円
あんまん。十勝産小豆を使用しています。黒ゴマの入った、あっさりとしたこしあん入りです。税込130円
まん頭。中華蒸しパンです。きめの細かさが伝わる食感とほんのりと甘みがあるのがうれしい。税込80円
黒糖まん頭。黒糖入りのまん頭と言っても、とても甘さが控えめなので大人の男性にもオススメしたい。バナナやホイップクリームを添えれば、デザートにもOK。税込90円
肉まん。粗目に引いた上質な国産豚肉、独特の風味のある台湾油ねぎを使用しています。ほんのり、こしょうの風味が感じられるのも◎。税込160円
あんまん。十勝産小豆を使用しています。黒ゴマの入った、あっさりとしたこしあん入りです。税込130円
まん頭。中華蒸しパンです。きめの細かさが伝わる食感とほんのりと甘みがあるのがうれしい。税込80円
黒糖まん頭。黒糖入りのまん頭と言っても、とても甘さが控えめなので大人の男性にもオススメしたい。バナナやホイップクリームを添えれば、デザートにもOK。税込90円
老港の肉まんができるまでを追ってみた
まずは皮の材料を秘伝のレシピで混ぜ合わせます。保存料無添加というのもありがたや。混ぜた生地はローラーのような特別な機械に何度も通して、圧力をかけてこねます。
できた生地を一食分のサイズに切り分けます。
つぎに手包みでていねいに中身を詰めていきます。豚肉は前夜に仕込んでおき冷蔵庫で一晩寝かせるのがうまみのポイント。
蒸す前に1時間程度、発酵機のなかで発酵させて皮を膨らませます。こちらは発酵を待つ肉まんたち
右が発酵前、左が発酵後。大きさの違いは歴然です。
肉まんをせいろに並べて、いよいよ、ここから蒸す作業に入ります。
へい、お待ち! ついに肉まんの完成です。なんと、肉まんは一日約1500個、あんまんは約300~350個つくるんだとか。
まずは皮の材料を秘伝のレシピで混ぜ合わせます。保存料無添加というのもありがたや。混ぜた生地はローラーのような特別な機械に何度も通して、圧力をかけてこねます。
できた生地を一食分のサイズに切り分けます。
つぎに手包みでていねいに中身を詰めていきます。豚肉は前夜に仕込んでおき冷蔵庫で一晩寝かせるのがうまみのポイント。
蒸す前に1時間程度、発酵機のなかで発酵させて皮を膨らませます。こちらは発酵を待つ肉まんたち
右が発酵前、左が発酵後。大きさの違いは歴然です。
肉まんをせいろに並べて、いよいよ、ここから蒸す作業に入ります。
へい、お待ち! ついに肉まんの完成です。なんと、肉まんは一日約1500個、あんまんは約300~350個つくるんだとか。
きめが細かい皮の食感が美味しさの秘密
「鹿港で行う機械で何度もこねる作業は、台湾でもする店としない店があります。最近は台湾でも行うお店が増えてきましたね。讃岐うどんはコシを出すために、生地を足で踏んだりしますよね。この押しつぶしてこねる工程には同じ効果があるんです。ただソフトなだけじゃなくて、コシが重要です」。
確かに鹿港の肉まん、あんまん、まん頭の独特の食感と風味は新鮮でした。
さて、今回は東京を代表する肉まんの名店をご紹介いたしました。ほっこりしたいお相手が寒そうにしていたら、一緒にパクついてみてはいかがですか?
◆ 鹿港(ルーガン)
住所/東京都世田谷区世田谷3-1-12
お問い合わせ/03-5799-3031
営業時間/9:00~(なくなり次第終了)
定休日/木曜、第2・第4水曜(7、8月は毎週水曜と木曜)
URL/www.lu-gang.com