2018.02.21

Vol.08 本多史英さん（広告代理店役員）

ファッションPRから広告代理店業へ転身。学生時代からこよなくラグビーを愛する元ラガーマンが通うのは、意外にも和食が中心のあっさり系のセトリです。

CREDIT :: 文/秋山都、写真/河合綾

「デキるオトコ」のみなさまにおかれましては、さまざま行きつけの店をお持ちかと思います。それも、誰と行くか、どんなオケージョンでいくか、下心の有無、予算はいかほどか――複雑なデータを解析し、瞬時に最適化されたお店リストが浮かんでこそ、LEON読者代表といえるはず。本連載では、デキるオトコのみなさまにリアルな行きつけ（グルメなセットリスト＝セトリ）をお聞きし、つまびらかにご紹介いたします。

和食とイタリアンをこよなく愛すラガーマンのあっさり系

この、本多史英さんのお顔をご存じの方も多いかと。学生時代からラグビーに打ち込んだ本多さんは伊勢丹ラグビー部で活躍しながら、ファッションPRとして勤務。その後、エストネーションPRとしてさまざまなファッション誌の誌面にも登場していました。
昨年には広告代理店ブルズアイコミュニケーションズに転身し、取締役として新たなキャリアパスを描いた本多さんは相変わらず華やかな会食の機会が多いようで。

そんな本多さんの「グルメなセトリ」とは…

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重要な相手を接待するなら

鮨まつもと（東京・赤坂）

「赤坂にはチェーン店ではない鮨屋が少ないのですが、こちらは隠れ家的なお店。なにしろ『久兵衛』で10年修行した店主が作る、つまみと握りが美味い！とくに大トロの筋の部分だけに秘伝の塩をすり込んだ握りは、独特の甘みがあって絶品です」

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大トロから赤身までまぐろ３種。トロの筋目には海塩がちょんちょんと乗り、脂の旨味をひきたてます。
北海道産バフンウニを塩で。
北海道産毛ガニをていねいにほぐして詰め直したおつまみ。シャンパンとの相性も最高。
ウニを旬のあおりいかで巻いたおつまみ。ねっとりとした食感がたまらない。

大トロから赤身までまぐろ３種。トロの筋目には海塩がちょんちょんと乗り、脂の旨味をひきたてます。
北海道産バフンウニを塩で。
北海道産毛ガニをていねいにほぐして詰め直したおつまみ。シャンパンとの相性も最高。
ウニを旬のあおりいかで巻いたおつまみ。ねっとりとした食感がたまらない。

「鮨まつもと」は「久兵衛」や「かねさか」など名店で修業を重ねた松本瑞穂さんが2017年6月にオープン。ブーメラン型のカウンターは店主とのコミュニケーションをとりやすく、2～3人での会食に最適です。
「すでに多くの雑誌編集長やファッション業界の方をお連れしていますが、舌の肥えたみなさんも太鼓判を押すクオリティ。ここぞという会食におすすめです」

◆ 鮨まつもと

住所／東京都港区赤坂3-12-18 第八荒井ビル 3F
予約・お問い合わせ／03-5544-8500
営業時間／12:00～14:30（L.O.）18:00～22:00（L.O.）
定休日／日曜・祝日
要予約

●おつまみと握りで2万3000円～
●個室あり（1室／～4名）

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最近ちょっと気になる女性から「お食事連れてってください」と言われたら

The INNOCENT CARVERY（東京・西麻布）

「お肉を切り分けるという名前を持つ話題のレストラン。和牛が並ぶセラーには肉好きの女性の熱い視線が注がれます。ここでは、食事が始まる前に数種の牛のシャトーブリアンの塊がテーブルに運ばれ、その中から今夜の肉をひとつ選ぶことから始まるから、話題も途切れることなく盛り上がるというもの。目の前でまるごとのタンをさばいて、タン元のみトリュフをかけていただくのは最高だったなぁ」

◆ The INNOCENT CARVERY

住所／東京都港区西麻布1-4-28 カルハ西麻布 101
予約・お問い合わせ／03-5594-2688
営業時間／17:00-23:30（L.O. 22:45）
定休日／日曜

部下や仲間とわいわい楽しむなら？

ROZZO SICILIA（東京・白金高輪）

「青山の名店『ドンチッチョ』の流れを汲み、ファッション業界はみんなお世話になっているといっても過言ではないお店。おいしくてリーズナブル、陽気なオーナーは雰囲気を明るくしてくれます。いろんな種類のトマトをまるごと一個の水牛モッツァレラとサラダにした一皿は女性にも大人気です」

◆ ROZZO SICILIA

住所／東京都港区白金1-1-12 内野マンション 1F
予約・お問い合わせ／03-5447-1955
営業時間／18:00～23:00（L.O.）ドリンク～25:00（L.O.）
定休日／日曜・月曜祝日

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ひとりでしっぽり行きたいときもある

鮨とみ田（東京・北青山）

「会員制で指紋認証システムを導入しており、一見さん不可のお店。6席しかないカウンターはひとりでも心地よい空間です。いきなりトロの握りから始まるんですが、それは一番おいしいものを、一番お腹がへっているときに食べてほしいという店主の気持ちのあらわれ。ひとりの時間を楽しむなら、やっぱり一番好きなものが食べたいから、鮨を選びますね」