あの有名ホテルでカレーうどん?！ 意外性たっぷりの「ホテル麺」3選

「今日はホテルでディナーでもどう？」という誘い文句はラグジュアリー感が漂う一方で、少々ヨコシマなニュアンスを伴いますね。だから、女性としてはちょっと身構えちゃったりもして。

でもちょっと待って。いまどきのホテルごはんってもっとハードルが低くて、自由です。だから、それをわかっているデキるオトコはこう女性を誘います。「今度は美味しい麺でも食べに行こうよ」と。

これなら女性もカジュアルな気分で”誘われ”やすいはず。けれども向かった先がラグジュアリーなホテルだったら……。誘う側としても裏メニューを注文するツウっぽいアピールも嫌味には見えないし、懐にやさしい価格も◎。

ふたりでチュルチュル、パスタを分け合う「101匹ワンちゃん」のごとき甘い宵をお楽しみあれ。

1. そこに“ギャップ”があるから
ホテルでフレンチや鉄板焼きは当たり前。そこであえての麺を選ぶことでツカミはOK！　しかも選りすぐりの食材と洗練された調理法によるもので、かつラグジュアリーなホテルという空間で食せるのですから……このギャップがモテるという算段です。

2. 嫌味なく“ツウ”ぶれる
ホテル麺には裏メニューや味のアレンジなど、常連だからこそ融通の利く特別メニューも多く存在します。それは暗に、普段からホテルを使い慣れている、というさり気ないアピールにもなりますし。ウンチクや小技が秘められたメニューなら自然と会話も広がるのですね。

3. さりげない“ヌケ”感
どんなご馳走だって緊張して食べたのでは味なんてわからない。誰もが慣れ親しんだ麺ならば、アナタも彼女もリラックスしていつもの自分を出せるでしょう。頑張りすぎてない、エフォートレスなメニューの選択こそ、さりげなくてリッチです。

という、3つの観点から「ホテル麺」はモテる！というのがLEONの提言。というわけで「あのホテルでこのメニュー?！」と誰もが驚く麺メニューのベスト3をご紹介しましょう。

「旬房」といえば、ご存じ四季折々の旬を美しい懐石仕立てで味わえる日本料理店です。でもこちらにカレーうどんがオンメニューしていたとは……。　コース料理後の〆としても最高なのはもちろん、「マデュロ」で飲んで、からの「旬房で〆のカレーうどん」なんて流れも粋ですよね。

こちらは、常連さまのリクエストから口コミで徐々に広がり、グランドメニュー入りした一品。昆布とカツオにうるめいわしを効かせた濃厚な出汁に、スパイスたっぷりのカレーをIN。焼き餅とたっぷりのネギ、フライドオニオンをアクセントに、生クリームと仕上げに加えたバターのまろやかな風味がたまりません。ランチタイムにはこのカレーうどんにごはんと小鉢のついたセットメニューも用意されています。

かつて、海外スターや政財界の重鎮などが愛したことでも知られている旧キャピトル東急ホテル時代のコーヒーハウス「オリガミ」のレシピをそのままに継承するオールデイダイニング。なつかしの洋食メニューも多く、なかでもクリームをたっぷり使ったナポリタンは人気のメニューでリピート客が多いんだとか。

エビやハム、マッシュルームなどおなじみの具もひとつひとつ吟味し、ヴィネガー入りのケチャップと白ワイン、生クリームを加えることでこっくりとしたリッチな仕上がりに。一般にナポリタンといえばどうしても味が単調になりがちですが、このトマトとクリームの複雑な旨味がさざなみのように押し寄せてくる逸品はクセになります。誰しもが、こども時代の幸せな時間を思い出して笑顔になる……そんな味わいです。

政治・経済、芸能……さまざまな業界のVIPに愛用される「サツキ」は厳選食材を親しみやすい料理に仕上げた "世界でもっともラグジュアリーなカフェレストラン"。焼きそばはもちろん、グラタンやオムライスなど、メニューを手にしたら最後！あれもこれも食べたくなる、魅惑のダイニングです。

昨年からやきそば専門店が人気になるなど、やきそばブームは確実にキテます。
それでも一流ホテルでソースやきそばはかなりの違和感が……あるなら、そのギャップこそ、アナタの狙うツボ。フルーティで深みのあるソースに、コシの強い麺、旨味たっぷりの和牛など、市井のやきそばには到達しえないクオリティと、ジュジュ～ッと音を立てて現れる鉄板プレートの意外なプレゼンテーションに彼女は必ずウケてくれるハズ。

甘口と辛口、2種のソースで仕上げる焼きそばには和牛がたっぷり。添えられた辛子マヨネーズ、酢、海苔でお好みの味にアレンジしてどうぞ。歯にはさまりやすい青のりを使わないのは、VIP利用者への粋な心配りです。

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本誌5月号では、"あの"有名ホテルにLEONが別注した特別麺メニューもご紹介しています。チェックはこちらから