2018.06.22
BBQコーデが残念に見えない、大人のスタイルはコレ!?
大人が集まるBBQでは、率先して焼きに徹してこそモテるというもの。ならば焼き方に相応しいスタイルで 臨みましょう。学生ノリのおちゃらけBBQスタイルは卒業して、モテる大人のBBQスタイルを伝授いたします!
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文/池田保行 イラストレーション/林田秀一
いざ出掛けるとなると、何を着て行こうか悩むこともあるでしょうが、ノリ重視とばかりにラフな格好で出掛けてしまうのは学生BBQまで。オトナのBBQは、食材とファッションスタイルにしっかり串を通しましょう。
では、どんなスタイルが良いのでしょうか。夏らしくTシャツに短パン、ビーチサンダルで? それは浜辺でBBQ、しかも食べる役専門以外はあり得ませんので却下。むしろTシャツ短パンは、夏のアウトドアBBQではご法度ですのでご承知置きを。炭が爆ぜたり、虫に刺されたり、無用な日焼けに困ることのない、BBQならではのテッパンコーデはコチラです。
トラディショナルなBBQは、カウボーイスタイルから
いまでもアメリカのBBQコンテスト参加者は、あえてウェスタンスタイルで戦いに臨みます。日本でもスマートバーベキューを推進している日本BBQ協会の下城会長は、講座やメディア出演時、必ずウェスタンスタイルなのはそういうわけなのです。とはいえハードルは少々高めですので、「BBQが分かってる」大人をアピールするなら、何かひとつぐらいは身に付けてみるのはいかがでしょう。軍手ではなく、焚き火用のレザーグローブを用意するだけでも本格的ですぞ。
学生ノリのBBQスタイルは、実はとっても危険です
上でもお話しましたが、軍手も要注意。BBQコンロは炭が完全に消えてから数時間おかないと網も箱もかなりの高温ですので、軍手で掴むと思わぬところで火傷します。とくに最近流行りのダッチオーブンやスキレットなどは、フライパン以上に高温に熱されますので、取っ手を持つ場合などご注意ください。
スマートBBQは長袖、靴下、意外な小物も必携です
パンツはデニムやカーゴより、白のコットンパンツがスマートですね。アウトドアBBQでは実用とお洒落を兼ね備えたエプロンをすれば、汚れを気にする必要はありません。それに足元はスニーカーよりワークブーツのほうが、ぬかるんだ場所もある公園の芝生や土の上では安全です。BBQ慣れした大人を演出するなら、このぐらいしっかり装備していくことをおすすめします。
火力が上がりすぎてしまうと、肉も野菜もすぐに黒焦げになってしまいますから、炭火の遠赤外線でじんわりと焼くために、水鉄砲でジュッっと一部の炭火を消しながら火力調節をするんです。日本バーベキュー協会でも推奨しているアイテムですので、持っていくと一目置かれますぞ。まさにBBQならでの「テッパン」コーデ&小物で、この夏のアウトドアライフを安全にお楽しみください。