ひと昔前であれば“肉デート”の選択肢は、ホテルの鉄板焼きや老舗のすき焼きにしゃぶしゃぶ、高層階の夜景がきれいな焼肉店が王道でしたが、日本の肉食文化の多様化が進み、成熟期を迎えたいま、ありきたりな店選びでは「アップデイト不足」のレッテルを貼られてしまう可能性も。
肉を糧に生きる肉食系ライター、小寺慶子が“いま食べるべき肉”を、おすすめする連載第2回目は、京都発の独自の焼肉文化を、東京で堪能することができる1軒をご紹介。胃袋が許す限り、お付き合いいただければ幸いです。
【第2肉】ギャップで魅せる、あえての塩ホルモン
◆「アジェ」
アジェ
住所/東京都千代田区丸の内3-6-10
電話/03-3212-0707
営業時間/16:00~23:00(肉類が売り切れ次第終了)
定休/月曜(月祝の場合は翌火曜)
小寺慶子(こでら・けいこ)
肉を糧に生きる肉食系ライターとして、雑誌やWebに執筆。趣味はひとり焼肉と食べ物回文を考えること。