2019.01.12
低糖で注目されたレモンサワーはここまで進化した! メンチカツの最強ペアリング「U.TOKYO」
毎晩シャンパンでカンパ~イ!とやってたあのコが最近、レモンサワーに変えたら5キロ痩せたって!? と港区女子の間でも人気のレモンサワー、そしてテッパンの相性を誇るメンチカツで話題の新店をご紹介!
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文/秋山 都 写真/菅野祐二
祐天寺の「もつやき ばん」が発祥の地と言われておりますが、その後王道と言われている焼酎のキンミヤを凍らせた「シャリキン」を使用する“シャリキン系”や、レモンそのものを冷凍して投入する“シャーベット系”など、さまざまなタイプに分かれ、進化していきました。
言わばレモンサワー界のサードウェーブ=居酒屋ではなく、バーやカフェで楽しむお洒落なレモンサワーの登場は、いままで高齢化していたレモンサワー人口の若返りにおおいなる一助となったことでしょう。
◆ U.TOKYO[東京・不動前]
最初にネタバレしてしまうと、こちらは、焼酎の代わりにスピリタス(アルコール度96%で純度の高いウオッカ)を使った“スピリッツ系”です。
いままでもジンやウオッカなどスピリッツ(蒸留酒)をベースにしたレモンサワーは少数ながら存在したので、そのこと自体が新しいわけではありません。
なんと30年間農薬を使っていないという完全無農薬レモンだから、安心して皮を漬け込めるというわけ。そしてスピリタスはそのアルコール度数の高さのゆえ、クリアで雑味のない、すっきりとした飲み口。レモンの風味を存分に味わえ、また飲み疲れしないので何杯でもいけそう。
「今日は暑かったから塩で」「刺激多めな花椒で」など、お好みとその日のコンディションによって選べるのはなんといっても楽しいもの。イケる口なら3杯くらいは飲めるかと。
そのココロは、鹿児島県産の純粋六白黒豚をミンチにし、最高級のパン粉から白くやわらかい部分を内パン粉に、ミミの部分を外パン粉に使用し、中フワッ外カリッな揚げ具合。胃もたれしないパーム油でひとつひとつ丁寧に揚げた「手作り」クラフトメンチカツというわけ。
ひとつひとつ味がしっかりついているのでそのまま食べてもイケますが、お好みで自家製ジンジャーソースとラッキョウ入りタルタルソースを添えてお召し上がりください。
夏のレモンサワーと揚げ物という、最強のペアリング、ぜひご堪能あれ。
◆ U.TOKYO
住所/東京都品川区西五反田4-8-4
TEL/03-6431-9137
営業時間/18:00~翌1:00
定休日/無休