2019.01.11
居酒屋の美味がSNSで進化した「ウ肉=ウニと牛肉」という美食キーワード
グルメにもインスタ映えするかしないか、が最重要キーワードとなった平成時代。ウニと牛肉をいっしょに口へ運ぶ幸せ、そのベスト3をご紹介しましょう。
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文/秋山 都 写真/菅野 祐二

牛肉の刺身やローストビーフにウニをトッピングし、山海の旨味を一緒に味わうようになったのは、筆者が知る限り、東京・勝どきの立ち飲み居酒屋「かねます」が最初。

その後、「牛肉とウニを一緒に食べるとうまい」と知った料理人たちがあちらこちらでインスパイア系を展開。いまや、高級店を中心に、ウ肉(=ウニと牛肉)は食の世界を席巻しています。「もっとおいしいものを」「もっと贅沢なものを食べたい」・・・とどまるところを知らない、ウ肉の現在をお楽しみください。
◆ GINZA KOSO(東京・銀座)の「王の牛刺し丼」
ウニ、キャビア、金箔…贅沢づくしの一杯


◆ GINZA KOSO
住所/東京都中央区銀座8-8-8 銀座888ビル 8F
営業時間/平日11:30〜14:30(L.O.14:00) / 17:30〜28:00(L.O.27:00)、土・日・祝11:30〜15:00(L.O.14:30) / 17:30〜22:00(L.O.21:00)
定休日/不定休
予約・お問い合わせ/☎03-6252-0088
●シミュレーションゴルフやカラオケのブースもあり
◆ 焼肉芝浦(東京・駒沢)の「芝浦ごはん」
和牛+ウニを大葉とわさび醤油で


◆ 焼肉芝浦 三宿店
住所/東京都世田谷区下馬1-45-6 ウイスタリアプラザ 1・2F
営業時間/17:00~24:00(L.O.23:00)
定休日/木曜日
予約・お問い合わせ/☎03-6805-4129
◆ おこん(東京・代々木上原)の「ローストビーフ土鍋ごはん」
主役はごはんというダークホース

「ごはんがおいしい? それは当たりまえですよ。ウチは米にこだわって、ごはんを美味しく食べてもらうあめにすべてのメニューがあるんだから」という店主の小柳津(おやいず)大介さん。5000円、7000円、10000円の3種コースの始まりには先付け代わりに白米を一口供し、お米本来のうまさを知ってもらうというところにも彼の自信が見え隠れします。
「ボク、米が好きすぎて、日本一“炊かれたい男”って呼ばれてるんです。今度はananに取材に来てほしいな」
某グルメブロガーさんが命名したというこの“炊かれたい男”の炊いたローストビーフ土鍋ごはん、ちと駅から遠いんですがそんなハンデはなんのその、一食の価値ありです。

◆ おこん
住所/東京都渋谷区西原2-48-2
営業時間/18:00~お客様の予約次第
定休日/不定休
予約・お問い合わせ/☎03-3469-5004