2023.02.25
マウスピースで肩こり、不眠が治るって本当ですか?
今回は、マウスピースを用いて、顎の位置を調整し、カラダの歪みを正す「MPA治療」を行っている平岡歯科を取材。腰痛や肩こりなどの身体的痛みを取り除いたり、不眠や鬱、更年期障害などの精神的な苦痛も改善し、結果笑顔も晴れやかになってモテるのでは、という治療を詳しく解説します。
- CREDIT :
写真/トヨダリョウ 取材・文/遠藤加奈
今回お邪魔したのは「平岡歯科」
下顎の位置がカラダのバランスの要です
「下顎は1キロあり、それが頭蓋骨にぶら下がっています。その下顎が歯ぎしりや虫歯の放置、親知らずの治療、顎関節症などにより正しい位置からずれてしまうと、バランスを取るために無意識に右や左にカラダをねじってしまいます。これにより全身が傾いてゆがみ、さまざまな不調を招きます。元々、成長期に顎の位置が完璧に正しい人はいないのですが、加齢によりどんどん坂道を転げ落ちるようにずれていって、結果カラダもどんどん歪んでしまうんです」(平岡院長)
平岡歯科では、正しい下顎の位置になるよう調整したオーダーメイドのマウスピースで、歪みを正し、肩こりや偏頭痛などさまざまな不調を取り除くことを目指しています。
例えば、立ち上がれないほどの腰痛や神経痛、花粉症やアトピー性皮膚炎、不眠症や更年期障害にも効果が期待できるとされ、多くのアスリートもこの治療を受け、多くのアスリートもこの治療を受け、結果を出しているそう。ですので、肩こりや腰痛など不調の改善だけでなく、日々のトレーニングで重い負荷に対応できたり、ゴルフでの飛距離が伸びたりすることも期待できるとのこと。
▲ 平岡孝将院長。ご自身も2カ月で2度の交通事故に遭い、後遺症に悩まされていたところMPA治療を受け劇的に改善したそう。
▲ 上下の歯が合わさった時だけでなく、咬む時、話す時、上下左右どういう動きをするかを分析することが大切とのこと。
▲ 「シロナソアナライザー」という装置を用いて、咬む時、話す時、下顎がどのように動くかを測定・解析します。
▲ 平岡孝将院長。ご自身も2カ月で2度の交通事故に遭い、後遺症に悩まされていたところMPA治療を受け劇的に改善したそう。
▲ 上下の歯が合わさった時だけでなく、咬む時、話す時、上下左右どういう動きをするかを分析することが大切とのこと。
▲ 「シロナソアナライザー」という装置を用いて、咬む時、話す時、下顎がどのように動くかを測定・解析します。
なぜ下顎の位置を改善するとカラダが整うのでしょう?
日本咬合学会によると、正しい位置で咬むことで、大脳の前頭連合野に血流が増え、大脳が活性化することが期待されると言われています。血流が増えると、脳の若返りが起こり、ボケの防止や鬱の改善に加え、免疫力やホルモンバランスがアップするのです。
つまり、顎ズレを改善することで、腰痛や肩こり、神経痛など小脳が司るフィジカルな機能の改善が期待できるとともに、鬱や不眠、記憶力の衰えなど大脳が司るメンタルな機能の改善も期待できるということです。
次回は咬み合わせ改善のプロセスをご紹介
■ 平岡歯科
住所/東京都渋谷区富ヶ谷1-52-1 KNビル3F
TEL/03-5454-0717
HP/http://www.hdc.cc/
営業/10:00-13:00 15:00-18:00 水木祝休 要予約
料金/姿勢分析、下顎運動検査5万5000円、マウスピース77万円(1年間の調整料含む)