2024.06.30
アナタの毛穴、脂ギッシュ!? 黒詰まり!? モテない理由かもしれません……
メンズ美容の研究家・藤村 岳さん(51歳)が、同世代に向けて、オススメを紹介する連載です。最近、毛穴が目立つなと思ったら要注意。脂まみれや黒ずみ、さらに加齢でたるんだ毛穴は、モテるの大敵・不潔な印象に他なりません!
- CREDIT :
文/藤村 岳 イラスト/ミツミマリ 編集/菊地奈緒(Web LEON)
脂を落とそうと洗顔しすぎて乾燥⇔脂が出る。それは“負のスパイラル”!
さて、毛穴トラブルには「開放型」と「溜め込み型」の2種類がありまして、開放型は文字通りに毛穴が開けっぴろげになっていて、脂が出てくるものですね。過剰な皮脂分泌で毛穴がグワッと広げられてしまうというもの。主に頬やTゾーンに見られます。しかも、この広がった毛穴が厄介なところは、加齢でたるみむんです! 初めは円形だったものが、重力に逆らえずだんだんといびつな楕円になっていく。まさにホラー。
● 藤村 岳(ふじむら・がく)
男性美容研究家・エッセイスト。1973年生まれ。雑誌・書籍の編集者として、生活情報に携わる中、男性が読む美容記事を、美容ライターという毎日ヒゲを剃らない女性が書くことに違和感を覚え、独立。テレビやラジオ番組のほか、講演・イベントにも出演。著書に『一流の男はなぜ爪を手入れするのか?』『男の身だしなみ100の基本』。
HP/男性美容研究所
Instagram/@gakugaku8
「じゃあ、思いっきり洗顔して皮脂をなくせばいいんでしょ?」と短絡的に考えるのは大間違い。実は、乾燥が毛穴を押し広げる要因のトップに挙がります。というのも、皮脂は必要だから分泌されていて、その目的はバリア機能の維持。外部からウイルスなどの侵入をはばみ、体内の水分を蒸発させないという大切な免疫機能です。
乾燥が起こると、カラダは手っ取り早く「とりあえず、皮脂を出して守ろう!」とするわけ。なので、乾燥が皮脂の過剰分泌を生んでいるのに、皮脂を目の敵にして取りすぎると、どんどん負のスパイラルに陥ります。つまり毛穴ケアの大原則は、保湿することなんですな。
つるんつるんの“むきたまご肌”に導く、ドクターズコスメの実力に驚くべし
さらに有用成分がてんこ盛りでして、シワ対策や美白に引っ張りだこの「ナイアシンアミド(ビタミンB3)」、透明感を引き出すための「グルタチオン」と、とにかくすごい。そして、配合バランスが絶妙。だから、ビタミンの「ABC+G」というわけ。
名は体を表す、な美容液。不要な角質を柔らかくする「グリコール酸」なども入っており、毛穴に悩むオヤジさんにぴったり。軽い乳液状の質感で、潤しながらベタつかないのもご立派です!
女性に大人気“スキコン”の洗顔石けん。もっちり泡が汚れを落としつつ潤いキープ
特徴はと言いますと、クリーミー&ボリューミーな濃密な泡が立つこと。ゴシゴシこすらずとも汚れをしっかり落とすのに、必要な潤いは守ってくれるんですよ。摩擦レスで洗えるというのは、毛穴ケアの観点からとても大事。不用意に肌をこすると、毛穴のたるみを助長して、色素沈着を発生させますから。
そしてコチラの石けんはメイク落としとしても機能するので、彼女が遊びに来た時もこれだけで済むので便利。こちらを洗面台で見つけたら、「あら、気が利くわね♡」とアナタの評価もウナギ登りのはず。
加齢でゴワつきもプラスの大人の毛穴は、「拭き取り化粧水」で優しくケア
それは、チャ葉エキスなどの「スキンソフニングコンプレックス」やベタイン、セリンなどの「スキンクリアアップ成分α」といった独自複合成分のおかげ。使い方はと言いますと、洗顔後の清潔な肌にこちらの化粧水をコットンに含ませて、優しく拭き取るだけ。すると、柔らかくてもちっとした肌へと大変身という算段。
ちなみにワタクシは、ゴワつきが気になる時は集中的に毎日、そしてあまり気にならなくなったら週1回の頻度で使うと肌の調子が整います。
プロの手ワザで毛穴の詰まりをぴゅっ。彼女と一緒に訪れれば感動2倍!?
まず、特別に配合されたジェルを塗布して、 毛穴を塞いでいる角質や毛穴に詰まった硬い角栓を柔らかくします。次に拡大鏡で確認しながら、 柔らかくなった角栓をぴゅっと優しく押し出します。最後にエレクトロポレーションで美容液を導入し、コラーゲンパックをして肌を落ち着かせるという流れ。
まったく痛みもなく、肌がすっきりする感覚は感動もの。デート前のケアに、いえいえ、むしろデートコースに組み込んで彼女と一緒になんてのもアリかも⁉