2024.11.07
連載:今日のオヤジ美容
【モテる香水4】自分大好きオヤジに、ドラマティックなバラの香り
連載「今日のオヤジ美容」11月のテーマは、フレグランスアドバイザーのMAHOさんが選ぶ「オヤジ世代に捧げたい香り」。今回はニッチな新顔フリーシェイプ ミラノの香りをご紹介。男性へのホリデーギフトをお探しの女性もぜひご一読を。
- CREDIT :
写真/小川 剛(KONDO STUDIO) 文/島田恵美 編集/菊地奈緒(Web LEON)
強気なオヤジさんには、気高い「バラ」の香りがお似合いです
さまざまな「愛」を表現したフリーシェイプ ミラノのバラの香り
── 台座がついた香水なんて、あまり見たことがない気がします。これ、大理石ですか?
MAHO ええ、台座もボトルのキャップ部分と同じ天然の大理石でできています。1つずつ色や柄の出方が違って、まさに唯一無二ですし、何より贅沢ですよね。
── つけて香りを楽しむだけじゃなく、インテリアとしても楽しめますね。香りはどんな感じですか?
MAHO 現在7種類あるのですが、今回おすすめしたいのが、愛を表現した「AMA(アマ)」という香り。ロマンスはもちろんのこと、過ちをゆるす心、自分自身を愛する心、そういった広い意味での愛をテーマにしています。
── 具体的な香りはというと?
MAHO まずトップに透明感のあるバラ科のヤマブキがきて、その後にターキッシュローズが続き、クチナシやバニラが華やかさと深みを与えています。たとえるなら、茎がしっかりとして枝ぶりもいい、1本の大輪のバラが思い浮かぶような香りなんです。
MAHO かといってナチュラルすぎず、存在感があって、気高く凛とした雰囲気がありますよね。男性にも似合うバラの香りだと思いますし、女性とシェアしてもいいかと。
── どんな男性におすすめですか?
MAHO テーマに自己愛も含まれていることを考えると、ちょっとナルシストというか……自分に自信があって、自己主張がしっかりある、自分のことが大好きというメンタルの男性にぜひおすすめしたいです(笑)。
── 特にふさわしいシーンはありますか?
MAHO ホテルで昼から過ごすような時にいいと思います。脇腹あたりに軽くつけるくらいにとどめれば、街を走るドライブにもいいかと。ふわっと柔らかく香って、「さっきまでバラの花束を置いていたのかな」みたいな上質な空気感を演出できますよ。
【女性から男性へプレゼントするなら】
フレグランスアドバイザー MAHOさん
香水の魅力を伝える巧みな話術と表現力で、メディアやセミナーでの情報発信、トレーニングサポートなどに携わる。フレグランスカウンセリングの先駆者で、予約制のプライベートサロンは男女から人気。日本フレグランス協会常任講師。日本調香技術普及協会理事。