ヴァシュロン・コンスタンタンのサロンが銀座7丁目に誕生！

時計王国スイスには100年以上の歴史を持つ時計ブランドが多く存在しますが、真の老舗といえばヴァシュロン・コンスタンタンの名を挙げないわけにいまきせん。

1755年にジュネーブにて創業以来、一度も歴史が途絶えることのない、まさに時計界最古のメゾンのひとつなのです。高度な技術力と芸術性で王国貴族や上流階級から寵愛を受け、そうした豊かな遺産を大切にしながら、絶えず革新を重ねることで高級時計界を牽引してきました。

銀座7丁目の「ヴァシュロン・コンスタンタン 銀座店」は、メゾンの世界観を体感できる場所として長らくファンに愛されてきましたが、この4月に新たに完全予約制の「SALON 1755 GINZA」としてリニューアル。ヴァシュロン・コンスタンタンのファンに限らず、世のすべての時計好きに最高のブランド体験を提供するサロンスペースとなったのです。

1階では、シャンパンやここでしか飲めないオリジナルカクテルをご用意。洗練された空間でゆったりとくつろぐことができます。ショーケースでは常時入れ替えをしながら、2アイテムほどが展示されます。

取材時に展示されていたのは、左から、ブティックのみで販売されるトラディショナル・パーペチュアル・カレンダー・クロノグラフ。そして、超薄型ケースに永久カレンダーを収めた、レディスのトラディショナル・エクストラフラット・パーペチュアルカレンダー。

なお、事前に興味のあるモデルをリクエストすれば、サロン内で実際に実機を手に取って見ることができるそう。

さらに見逃せないのは２階スペースです！ これまで定期的に銀座ブティックで行なわれていたヘリテージコレクションの展示は、今後、年に数回テーマを設けてこちらで開催されるようになります。

並ぶのは、ヘリテージ部門の専門家が鑑定し、同社の修復工房の時計師や工芸職人がきっちりとオリジナル状態に修復したヴィンテージモデル。時代を超越した名作を心ゆくまで鑑賞できるのも、267年以上にもわたり一度も時計作りが途切れたことのないメゾンだからでしょう。

というように、銀座本店とはまた違ったヴァシュロン・コンスタンタンを体験できる「SALON 1755 GINZA」。ヴァシュロン・コンスタンタンのオーナーはもちろん、いつか手に入れたいと憧れている時計ファンの方々も、ぜひとも訪れてみる価値のある場所と言えるでしょう。以下の動画ではサロン内の雰囲気をより詳細に紹介しているので、訪れる前の予習にご活用くださいませ。