2023.07.05

【1日2組限定】英気を養う「暑気払いカレー」が今年も登場！

東京のど真ん中にありながらも、都会の喧騒を忘れさせてくれる宿「星のや東京」。非日常な癒しを与えてくれる同旅館のダイニングより、日本の暑い夏を乗り切る、コース仕立ての朝食「暑気払いカレー」の提供が始まりました。

CREDIT :: 文／赤松いづみ

マスクの解禁ムードも伴い、この数年よりもアクティブに過ごせそうなこの夏。しかしながら日本特有の湿度を伴うジメジメとした暑さを紛らわせるため、冷たいものを取りすぎなんかでもうすでに夏バテ……そんな方もいらっしゃることでしょうか。

楽しい季節の到来なのになんだか元気が出ない……てな方に今回オススメしたいのが「星のや東京」で8月31日までの期間限定で提供されるコース仕立ての朝ごはん「暑気払いカレー」です。

発酵食品や厳選した香辛料を組み合わせた2種類のカレーと、江戸時代より夏に親しまれてきた食品を使用した前菜やデザートを合わせたコース仕立ての贅沢な朝食は、その日のスタートダッシュを勢いあるものにしてくれるはず。

前菜は「鰻の餡かけだし巻き卵」。ただ単に美味しいだけでなく、疲労回復に効果的と言われているビタミンB1が多く含まれている鰻。餡にも鰻の骨からとったコンソメを使用し、鰻の旨みを余すことなく楽しむことができる一品です。

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メインに登場するのは「星のや発酵カレー」と「星のや欧風カレー」。最初に提供される「星のや発酵カレー」にはカツオをメインに、丁寧に引いた魚出汁、玉ねぎやニンジン、牛肉などの食材を1日かけてじっくり煮込んだルーを使用。また、大豆を麹菌で約15カ月発酵させた「浜納豆」と、魚を麹で発酵させた「魚味噌」を加えることで、奥深い旨みも感じられるカレーに。

合わせるお米は「煮えばな」という、生米からご飯に変わる頃の、煮えあがったばかりの状態で提供。カレーの旨みをより増加させてくれる甘味を感じられるはずです。

続いて登場するのは「星のや欧風カレー」。牛肉や野菜、りんごを生姜やにんにくと一緒に時間をかけて煮た欧風カレーです。柔らかくなるまで牛肉が煮込まれ、とろとろとしたこのカレーには、しっかりと蒸らし、ふっくらと炊き上がった「梔子（くちなし）ご飯」を一緒に。

江戸時代から梔子の実は、消炎や解熱作用、疲労回復に優れているとも言われ、東海道に面した茶店でも販売されるなど、当時の人々にも親しまれていました。

ちなみに、カレーに合わせる香辛料は「やげん堀七味唐辛子本舗」によって調合された『七色唐辛子』。暑気払いカレーでは、食欲増進や血行促進、発汗作用があると言われる唐辛子類に、胃腸の機能を高めると言われる香り高い山椒が多めに調合された「七色唐辛子」をカレーにかけて味わいます。

山椒のもつ爽やかな香りとしびれる辛味が、カレーの風味を引き立たせ、味わい深くなるだけでなく、身体の発汗が促され、体内にこもった熱を外に逃がしてくれます。

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〆には、芯まで炊き上がった白米と、星のや発酵カレーに、スプーンで切れるほど柔らかい「シャトーブリアンのポワレ」を合わせて。

脂肪の少ない希少部位のシャトーブリアンで、夏バテ予防に必須のタンパク質を、贅沢に、そして驚くほどさらりと召し上がれるはずです。

デザートには「どぶろくのアイスクリーム」を。お米と米麹、水を原料とし発酵させたどぶろくには必須アミノ酸や天然の乳酸が多く含まれ、お米の甘味、乳酸の酸味がさわやかに感じられます。

フルーティな味わいが特徴のどぶろくを使用しているため、コースの最後、お腹が満腹でもさらりと召し上がれるはず。

さて、こちらのコースが提供される時間は朝の8時から9時。コースが終わってもまだまだたっぷり時間がありますゆえ、その日1日、長い時間を彼女と過ごせるはず。体力もしっかりチャージされて、長い1日でも元気いっぱいで過ごせちゃいますよ。

こちらは1日2組限定の早い者勝ちゆえ、デートのお誘いとご予約はお早めにされることをオススメいたします！予約窓口等詳細は、以下よりご確認を。