オフィス用のマグカップってどんなの使っていますか？

整頓の基本はしまうこと。つまり一番美しいデスク周りとは、雑多なモノが何も乗っていない状態に他なりません。そんな中、机上にあって初めて機能する、引き出しに収納できないモノも存在します。その一つがお茶やコーヒーの入ったマグカップ。この手のモノにこだわってこそ周囲から一目置かれるのです。

では、机上にあって絵になる上、イバリまで効くマグカップとは。LEON.JPはメゾンブランドこそベストチョイスだと思う次第。そこで、今買える雲上モノたちをここに集めました。巷の品に比べたらそりゃ値は張りますが、その価値は十二分にあります。だってこれ一つで職場におけるお洒落の太鼓判を押してもらえるのですから。

「ウォーク イン ザ ガーデン」は格子や市松模様、ヘリンボーンに色鉛筆でスケッチしたような植物が温かみ溢れる、イングリッシュガーデンにインスピレーションを得たポーセリンのテーブルウェア。北アイルランド出身のアーティスト、ナイジェル・ピークが手掛ける北欧風デザインが心憎い。

グッチのマグカップは、1735年にトスカーナ大公国のカルロ・ジノリ侯爵が創業した陶磁器の老舗、リチャード・ジノリが手がけたもの。スネークモチーフの取っ手が付いたポーセリン製のカップに、屋根のような蓋付きなのもポイント。アレッサンドロ・ミケーレらしいエキゾチックなデザインが通好み。

ティファニーのホーム＆アクセサリーコレクションから、シンプルなデザインの中にブランドのアイデンティティが詰め込まれたオススメのひと品。細くエッジーな取っ手により持ちやすい14オンスのボーンチャイナを、ティファニーブルーとホワイトのカラーブロックデザインがアイコニック。

昨年末表参道にオープンしたラルフズ コーヒーでも使用されている同店のロゴ入りマグカップなら、インスタントコーヒーもラルフズブレンド感覚で飲めちゃいます。オリジナルコーヒー豆だけでなく、Tシャツやバッグの展開もあるため、揃えればコーヒー通を気取れること請け合いです。

日本茶を嗜むなら、ジョルジオ アルマーニのホームコレクション、「アルマーニ / カーザ」を要チェック。左は湯呑、右はお猪口。「フュージョン（融合）」の名が表すように、日本の美意識とイタリアのクラフトマンシップがフュージョンしたハンドメイドカップです。あえてロゴを表に出さないところに、侘び寂びへの理解が見受けられます。