2019.08.25
【最新】スマホと使えるミニカメラ3選。写真も動画も“映え”が違う!Go Pro、Osmo、USHADOW
夏の旅行にどんなカメラを持っていけば良いのか? ここでは定番の「GoPro」と、小型4kカメラ「Osmo Pocket」、そしてiPhone専用広角レンズ「USHADOW 18mm 広角レンズ」の3つをご紹介します!
- CREDIT :
写真・文/平井敦貴
夏の旅行では広角(ワイド)な写真が“映え”るんです
・旅の思い出に写真や動画をたくさん残したい。
・できればスマホではなく、ちゃんとしたカメラで撮りたい。
・でも重いカメラは持ち歩きたくない。
・カメラもいいけどSNSに載せるからやっぱりスマホで撮れると嬉しい。
というループに入ってしまい、結局ベストなカメラが見つからない…というお悩み。みなさんも経験があるのではないでしょうか。とりわけ夏のシーンでは、水平線や青空を広角(ワイド)な画角で撮影するとSNSで“映え”るため、そのカメラ選びはさらに困難になります。
そこでここでは、夏の旅にぴったりな広角(ワイド)撮影ができるカメラ(とレンズ)をご紹介。いずれも長所・短所がありますので、ぜひ渡航先に合わせてご検討くださいませ。
広角カメラの最終候補はこの3つ!
(1)携帯が苦にならないこと
(2)スマートフォン以上の広角撮影ができること
(3)SNSにアップするのが容易なこと
そこで最終的に候補として残ったのが「GoPro Hero7 Black」「Osmo Pocket」「iPhone XS & 広角レンズ」の3つです。ちなみにiPhoneの広角レンズはスマートフォン専用レンズメーカー「USHADOW」のもの。こちらは後ほど詳述します。
それでは早速、特徴を見ていきましょう。
◆GoPro Hero7 Black
アクションカメラの元祖にして定番!
「GoPro Hero7 Black」5万3460円 https://gopro.com/ja/jp/shop/cameras/hero7-black/CHDHX-701-master.html
完全防水や耐衝撃性など、アウトドアシーンでの抜群の耐久性が特徴。
背面のタッチ式スクリーンで細かい設定などが行えます。
ボタンはサイドとトップの2つのみ。サイドボタンは長押しで電源のオン・オフ。電源が入った状態では単押しで動画と写真のモード切替が行えます。トップのボタンは撮影ボタン。
「GoPro Hero7 Black」5万3460円 https://gopro.com/ja/jp/shop/cameras/hero7-black/CHDHX-701-master.html
完全防水や耐衝撃性など、アウトドアシーンでの抜群の耐久性が特徴。
背面のタッチ式スクリーンで細かい設定などが行えます。
ボタンはサイドとトップの2つのみ。サイドボタンは長押しで電源のオン・オフ。電源が入った状態では単押しで動画と写真のモード切替が行えます。トップのボタンは撮影ボタン。
その画角は35mm換算でおよそ15mm相当。撮影された写真も魚眼レンズに近い超ワイドな仕上がりとなります。
静止画は1200万画素、動画も4K60fpsで撮影ができるため、これ1台で旅の記録もバッチリ。「GoPro」の最大の強みである「ワイドな画角」と「水中撮影」はスマートフォンのカメラにはない大きなアドバンテージですので、夏の旅行にうってつけです。
ただ、強いてデメリットをあげるとすれば、広角に特化しているためズーム機能が弱いこと。また背景をぼかした写真や、料理などに寄って撮影するのはあまり得意ではありません。
しかしながら、「GoPro」の魅力は一度使えばきっとハマるはず。海によく行かれる方には本気でおすすめです!
◆Osmo Pocket
ジンバルによる手ぶれ補正は圧倒的!
ジンバルによる手ぶれ補正でカメラは常に水平を保ちます。DJI「Osmo Pocket」4万4900円 https://www.dji.com/jp/osmo-pocket
タッチ式のスクリーンに接続コネクタ、電源ボタンと撮影ボタンといったシンプルな構造。
コネクタによってiPhoneやスマートフォンと直接つなぐことが可能。これにより撮影の幅を広げたり、画像を取り込んだりすることができます。
ジンバルによる手ぶれ補正でカメラは常に水平を保ちます。DJI「Osmo Pocket」4万4900円 https://www.dji.com/jp/osmo-pocket
タッチ式のスクリーンに接続コネクタ、電源ボタンと撮影ボタンといったシンプルな構造。
コネクタによってiPhoneやスマートフォンと直接つなぐことが可能。これにより撮影の幅を広げたり、画像を取り込んだりすることができます。
また、こちらはカメラ単体での撮影のほかiPhoneやスマートフォンとコネクタで接続しながら撮影できるのも特徴です。
もちろん静止画も撮影できますが、せっかくの手ぶれ補正を活かすのであれば動画撮影がメイン用途となります(4K60fpsまで対応)。ちなみに動画の画角は、iPhone XSと比較してもひと回りワイド。絶妙にちょうどいい画角です。
ちなみに残念な点を挙げると、本体に防水機能がないため、水中で使うには純正の防水ケースが必要なこと(防水ケースは水深60mまで対応。価格:6210円)。また、Wi-FiやBluetooth機能がないため、画像・動画の共有は直接スマートフォンに接続するか、SDカード経由しかありません。
この辺りに課題は残りますが、それでも撮れる動画はスマートフォンよりもかなり高いクオリティですので、映像にこだわりのある方であれば一度使ってみることをおすすめします。
◆iPhone XS + USHADOW 18mm
広角レンズ取り付け1秒の外付けワイドレンズ!
「USHADOW 18mm 広角レンズ」1万円。専用iPhoneケースとのセットは1万4800円。https://ushadow.jp/
マグネット式のため、慣れれば1秒で着脱ができます。
レンズの種類は「18mm 広角」、「x2 望遠」、「マクロ」などがあります。
専業メーカーによるレンズ群。「18mm 広角」(左)、「x2 望遠」(右)、「マクロ」(中)。
「USHADOW 18mm 広角レンズ」1万円。専用iPhoneケースとのセットは1万4800円。https://ushadow.jp/
マグネット式のため、慣れれば1秒で着脱ができます。
レンズの種類は「18mm 広角」、「x2 望遠」、「マクロ」などがあります。
専業メーカーによるレンズ群。「18mm 広角」(左)、「x2 望遠」(右)、「マクロ」(中)。
その着脱の原理はiPhoneケース側とレンズ側がマグネット式になっているという、ごくシンプルなもの。ですが、外付けレンズをこんなに楽チンに取り付けられるアイテムは他に類を見ません。
また専業メーカーだけあってレンズの品質が非常に高く、装着しても画質の劣化をほとんど感じさせません。いくつか作例を見てみましょう。
このようにかなり使える「USHADOW 18mm 広角レンズ」ですが、強いてデメリットを挙げるなら2点あります。
1つ目は、2倍以上のズームが使えないという点(デュアルカメラ式のiPhoneの場合)。これは2倍以上にズームをすると、iPhone本体のカメラが望遠レンズに切り替わってしまうために起こります。その場合は素直にこのレンズを外すようにしましょう。
2つ目は、ホコリや傷に気をつけないといけない点。スマートフォン用とはいえ、交換式のレンズなので持ち運びにはそれなりに気を使います。レンズがむき出しのままだとすぐにホコリが混入したり傷がついたりするので、持ち運ぶ際には専用のケースに入れるなど、多少気を使わなければいけません。
しかしながら、上記の点を踏まえれば大きな不満はなく、きっと大満足のアイテムとなるはず。個人的にiPhoneの外付けレンズは色々なものを試してきましたが、品質はこの「USHADOW」がダントツで高いと感じています。ので、iPhoneで旅行の写真を撮りたい方には強くおすすめします。
全部足しても一眼カメラ1台分
全部持っていくのももちろんアリですので、それぞれのカメラの特徴を活かしながら、ぜひ夏の旅にご活用ください。
■ お問い合わせ
GoPro Hero7 Black
https://gopro.com/
Osmo Pocket
https://www.dji.com/
USHADOW
https://ushadow.jp/