大人はアソコもスポーティ! 珠玉のボクサーブリーフ５選

古くから下着の最高級素材としてはシルクが一般的でしたが、いまは繊維メーカーの努力もあって、シルクの機能性と肌触りを凌ぐ化繊も誕生しています。

だから、蒸れない、擦れないという機能性は当然ながら、アンダーウェアを選ぶなら、我々男性陣にとって最大の問題であるデリケートな部分の不快感も解決してくれるものであることが大前提。そして、スラックスやジーンズを脱いだ時のルックスの良さも譲れない訳です。

また、アンダーウェアが快適だと、振る舞いや身のこなしにも余裕が生まれます。今回は、大人のお眼鏡にかなう、珠玉のボクサーブリーフをセレクトしてみました。

大人世代にとって元祖ボクサーブリーフと言えば、やっぱりこのブランド。巨匠ブルース・ウェバーが撮影した、モノクロの広告ヴィジュアルの衝撃は、計り知れないものでした。

その「カルバン・クライン」の最新作は、あのブランドロゴ入りのウエストバンドはそのままに、素材もシルエットも進化。両脚の裾リブを排して、限りなく自然な穿き心地を追求。

マイクロと命名されたこの素材は、通気性と滑らかさに定評があり、何度洗濯してもその心地良さが持続するという優れもの。速乾性を強化した今季の新作は、全方位的に死角なしです。

ファッションにこだわるランナーやアスリートから高い支持を得ている、カナダ発の「レイニング チャンプ」。大手スポーツアパレルに比肩する機能性と、洗練されたミニマルさが人気の秘密です。

そして、同ブランドが下着を製作するに当たり、白羽の矢を立てたのが、カリフォルニア発の「スタンス」というブランド。ソックスからスタートしたノウハウを下着にも応用し、素材にはストレッチの効いた肌触りのいいスーピマコットンを採用。

不快な擦れは、「レイニング チャンプ」が得意とするフラットシーム技術によって、極力低減させています。さらに、大切な部分は二重構造のカッティングで、締め付けず程よくサポートします。

心踊るアンダーウェアをコンセプトに展開する日本ブランド「ビトーンズ」。ワンサイズ展開ながら、ほとんどの体型をカバーするワケは、独自研究したポリエステル主体の混紡素材にアリ。

抜群の伸縮性と適度なホールド感を両立させ、優れた速乾性と通気性で不快な蒸れを最小限に留めます。さらに、股部分の縫い目に凹凸の少ないフラットシーマ縫製を採用することで、肌へのストレスを大幅に軽減。トップアスリートからも高い評価を得ているのです。

また、デザイン面では様々なクリエイターを起用し、月に3品以上の新作をリリース。ポップで遊び心溢れるグラフィックが、大人の毎日に新鮮さをもたらしてくれます。

ジム通いの大人にとっては、コンプレッションウェアでおなじみの「アンダーアーマー」。こちらは、世界的に有名なアメリカンフットボールのスター選手、トム・ブレディとの共同開発モデルです。

素材は微細な通気孔が無数にあるマイクロメッシュで、抜群の通気性と速乾性を実現。４WAYストレッチだから動きを妨げず、一日中快適なフィット感が続きます。

さらに、裏地には同社が得意とするバイオセラミックテクノロジーを投入。遠赤外線エネルギーを反射させることで血流を促し、筋肉の回復を促進する効果があるのです。進化系ボクサーの指標となり得る一枚は、まさに疲れ知らずの大人にぴったり。

日本が誇る下着メーカーも負けてはいません。こちらはウエストと裾のウエストとテープの無い“フラットフィットパンツ”。独自の接着技術によって、不快感の原因となる縫い目やウエストテープを無くしたフラット仕上げが最大の特徴です。

しっかりとしたホールド感がありながらも、締めつけや汗溜まりなどの不快感を払拭。縫い目の凹凸がないので不快な擦れがなく、スムーズな肌触りが特徴です。

コットンから生まれたベンベルグと特殊機能ポリエステルを複合したストレッチ生地は、優れた吸汗性と速乾性も兼備。スポーツ用インナーも手がける「ワコール」が追求した先端技術は、大人のアソコにも優しいのです。