2019.10.29
【解説】この秋、大注目のバッファローチェックを大人に着こなす方法
アメカジを通ってきた世代にとって、バッファローチェックは永久定番なチェック柄。それが今季、再び注目を集めています。とはいえ、大人がどう着ていいかわからない、という人も多いのでは? そこで、ほどよくアメリカンな大人の着こなしのコツをご紹介いたします!
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写真/蜂谷哲実(hachiya studio) スタイリング/四方章敬 文/安岡将文
アメカジ、渋カジは卒業! 大人なバッファローの楽しみ方

基本的にワークやカントリーといった印象が強い同柄。映画『パーフェクトワールド』でケビン・コスナーが同柄のジャケットを看守から奪いますが、その看守もテンガロンハットをかぶったウエスタンな男でした。
そんな背景もあって、田舎っぽく見えてしまう懸念がありますが、旬とあらば取り入れない手はありません。でも、野暮ったくならないよう着こなすコツは意外に簡単。それは、ダークカラーに合わせること。目立つ柄なので、他は引き算的に考えるのが賢明です。加えてドレス要素を組み合わせると、都会的に見せられますよ。
● Coordinate 01
好発色だけに、小物でも十分に存在感アリ!

ダブルライダースとのコーデは一見武骨感が過ぎそうですが、レッドとブラックの両方に好相性なブラウンをスラックスで合わせれば、意外にもシック。メガネによる知的演出も、武骨さを和らげてくれます。
● Coordinate 02
ハズしつつ馴染ませる、これがミソです

ただ、気をつけるべきは質感。イタリアの生地メーカー「レダ」のレダ・アクティブは、フランネルの温かみある質感と、ナチュラルストレッチや防シワ性といった多機能を両立し、カジュアルなチェックシャツともバランス良し。チグハグ感回避には、ウエスタンベルトのひと押しも有効です。
● Coordinate 03
ブラックのワントーンとなら、モード顔にも

インナーはカシミアニット、パンツはスラックス、色はモノトーンで。そうすることで、コートの色柄を引き立てつつ洗練された印象を生み出します。
◆ ラルフローレン
注目チェック柄を、一挙に楽しめちゃいます

古着と見間違うほどリアルにヴィンテージ加工されたウエスタンシャツの裏地には、タータンチェックを採用。ともにトレンドのチェック柄とあって、興味をそそられますね。
◆ ディースクエアード
一見アメカジの定番顔ですが、背中には秘密が

ヘビーネルの表地に対して裏地にはキルティングを配し防寒性を確保するなど、シルエットこそコンパクトですが、実に武骨に仕上がっています。背中に施されたネオンカラーのプリントも斬新なアクセントに。
◆ フィルソン
これが似合ってこそ、男と言えるのです

現行モデルでは、さらにミルスペックを満たすほどの硬いメラミンボタンを採用するなど、一生モノと呼ぶに相応しい作りになっています。
◆ ウールリッチ
見た目にも温かみのある冬対応スリッパー

バッファローチェックはトラッドやオールドといった印象が強いですが、グラフィカルなインソールのプリントやバックルデザインは、今どき感がありますよ。
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