吉田カバン・ポーターの「ハイプ」シリーズは頼れる機能派なんです

コーデュラ®ナイロンとリップストップナイロンという、ミリタリーやアウトドアでお馴染みのタフな素材を採用したポーターの「ハイプ」シリーズ。

そう聞くと、いかにも無骨なルックスをイメージすると思いますが、それがそうでもないんです。理由はブロックカラー。色名だけでいえば今回ご紹介する新色のストーングレー×サンドはいかにもミリタリーっぽいですが、これがかなり都会的。

ブロックカラーといえば、折しも90年代ストリートのリバイバルによって注目されている配色。そのトレンド感が、タフスペックを洒脱に見せてくれているってわけです。丈夫な上に軽量、そして今っぽい。リアルに日常で活躍してくれるタフスペックのバッグとして、この春「ハイプ」シリーズは注目です。

A4サイズの書類や13インチのノートPCが収納できるドキュメントケース。本来ならタフさを誇示するポケット部分のリップストップナイロンですが、コーデュラ®ナイロンとの組み合わせとなると、むしろ軽さを感じさせます。内装には、面ファスナー留めのクッションスリーブを装備。フロントポケットにも面ファスナーを配し、ループを付けることでクイックオープンを可能にするなど、さすがポーターらしい機能性を披露しています。

ポーターではお馴染みの2WAYヘルメットバッグもラインナップ。1970年代に米軍パイロットに支給された3rdモデルをベースに採用しつつ、日常的に使いやすいサイズにアレンジしています。薄マチですが、内装にはPCスリーブと単品でも使える着脱可能な吊りポケットを装備。フロントポケットも大型で、かなりの収納力を誇ります。そのフロントポケットや底部にも配されているナイロンコードが、デザインのアクセントに。

男の休日は、このウエストバッグがあれば十分。なにせ、収納力たっぷりの2室仕様ですから。背面側のメインには、500mlのペットボトルだって余裕で収まるほど。フロント側はフルオープンジップタイプ。メッシュポケットやオープンポケットなど、小物の収納に便利です。ウエストストラップ根元にも、面ファスナーによるコンパクトポケットが。コーデュラ®ナイロンがタフさを約束しつつも430gと軽量なので、旅先バッグとしてもオススメです。

タフにして軽量なコーデュラ®ナイロン×リップストップナイロンと聞けば、確かにバックパックを作らないわけがありません。こちらは24リットルと大容量で、本格派アウトドアバックパックにも引けを取りません。フロントには縦に配した大型のジップポケット、サイドやフラップ部分にももちろんポケットを配し、メインコンパートメントへのアクセスジップも完備。PCスリーブもあるのですが、アクセスジップから取り出せるように、スリーブのサイドがオープンになっています。