今欲しいミニバッグは、「派手色ペラリ」か「派手色ぽってり」の2択です！ 【前編】

今どきの休日はミニバッグで十分。特に春夏シーズンは着こなしが軽くなるので、ミニの方がバランスがいいんですよね。でも、それって控えめなバッグがいいって意味じゃないんです。サイズはミニでも、派手色で春夏コーデにビビっとスパイスを加えたいところです。

アクセントカラーとして、つまりはアクセサリー的に使おうってことなんですが、選びのポイントが重要。それが“マチ”が薄いか厚いか。こちらの【前編】で紹介するのは、ペラリなマチ薄。スプリングコートの内側に掛けて、チラ見せテクが使えちゃいます。それなら、結構な派手色でもチャレンジしやすいですからね。

アクティブなブルゾンなら、逆にぽってり系で外掛けに。これは【後編】で紹介しておりますので、ぜひチェックしてみてくださいまし！

まさしく春コーデにぴったりな桜色は、ボナベンチュラの春限定カラー。一見フェミニンな印象を持たれがちな色ですが、ミニバッグなら大人でも持ちやすいかと。老舗タンナー「ぺリンガー」社製シュリンクレザーの上質感も、その後押しに。薄マチですがスマホポケットやカード入れなど収納力は十分ですよ。

スプリングコートの合間からミニバッグでチラリと色を挿すことで、さり気なくも遊び心のあるコーデに。実はスプリングコートの内側に斜め掛けするのは常套手段で、挿し色効果だけでなく、せっかく薄手で軽やかなコートの生地感を生かすためにも有効なんです。

採用する革は、その名もイタリアンライトミリングレザー。上質で軽く柔らかな革ってことです。その革質を生かして、巾着仕様に。実にシンプルな作りですが、それゆえ使い勝手は抜群。イエローの発色もビビッドすぎず、コーデになじみやすいのもポイントです。

濃いめのパープルというかなり攻めた色でも、ペラリなミニバッグならこなしやすいというもの。シンプルなデザインも、その要因に。シボが入ったレザーは、しなやかで手なじみもヨシ。カラバリも豊富で、ほかにイエローやグリーンなどの派手色もあるので、そちらも要チェックです。

クラッチバッグとしても使える「オテロショルダー」。2枚のレザーを縫い合わせた薄マチですが、立体感を持たせているので意外に収納力は多め。品の良い春色に染められたカウレザーはしっとりと上質で、ジャケットスタイルにもなじんでくれます。