楽チンで涼しい!? 大人のお洒落デニム５選

休日だからといって、Tシャツ、短パン、サンダルという出で立ちで、どこにでも出かけるのは大人としていかがなものかと。もちろん、楽チンなカジュアルを否定する訳ではありませんが、やはり場所と目的によって着こなしを変化させるほうが楽しいに決まっています。見た目がユルすぎると行動範囲が制限されますからね。
 
そこで重宝すのが、カジュアルでもスポーティ一辺倒にならず、男っぽくまとまるアイテム、そうデニムパンツです。ヘヴィウェイトでオーセンティックな仕様の骨太デニムも捨てがたいのですが、汗ばむこの時期はさすがにちと辛いですから、快適なはき味の一本をセレクトしましょう。
 
いまは、デニム本来の見た目はそのままに、進化したストレッチ素材のモデルが充実しています。どうせ楽チンなら、見た目がスタイリッシュな美脚テーパードを迷わず選んで間違いありません。

はき心地が快適になれば、気持ちに余裕が生まれますからスマートに振る舞えますし、美脚デニムを涼しげにはいていれば、より好感度も上がるはずですよ。

見た目はデニムなのに穿き心地はスウェットのような“ジョグジーンズ”から。世界的なヒットモデルとなったKROOLEYをベースに、フロントポケットの長さとバックポケットの位置を微調整して、機能性とルックスをさらに向上させたモデルを推奨。リヨセルを混紡したライトウェイト素材によって、さらりとした肌触りというのもポイント。

長年履き込まれたヴィンテージのように、リアルな加工が目を引く1本。裾からはセルヴィッジも確認できるオーセンティックな見た目なのに、なんと4WAYストレッチデニム素材を採用。どんなに激しく動いても突っ張り感がなくて快適なんです。しかも、かなりライトウェイトなので吸水速乾性も高く、一日中ストレスフリーでいられます。

全体的に細身で、膝下がほぼストレートなベーシックモデル。無理してスキニーフィットを穿いたときのムッチリ感がなく、デニム本来の骨太さが味わえます。これまでになくストレッチが効いていて、キックバックもしっかりとしたライトオンスデニムを使用し、メイド・イン・イタリーによるリアルなウォッシュ加工もお見事。

人間工学に基づいてデザインされたガニ股シルエットで一世風靡した、リーバイスの“エンジニアード
ジーンズ”。こちらはボタンフライの502レギュラーテーパーモデルで、内側に捻れたサイドシーム、ヒップの立体感に合わせて切り替えバックヨークが特徴。柔らかな4WAYストレッチデニムを採用することで、動きやすさを飛躍的にアップ。

ジャパンデニムを支え続けてきた紡績会社カイハラとエドウインの共同開発によって生まれた素材が“ジャージーズ”。デニム本来の見た目はそのままに、圧倒的なストレッチ性を誇ります。織り方を工夫した裏地は、肌への接地面を少なくすることでサラサラとした履き心地に。膝から下へテーパードさせた、汎用性の高いシルエットで着回し力も抜群。