抜け感のある装いには、適度な遊び心が必要です
そこで、多くの大人が頭を痛めているのがバッグ選びなんです。セットアップやカジュアルスーツの場合、ドレッシーなブリーフケースじゃ違和感がありますよね。
そんな時こそ、灯台下暗しと申しましょうか、メゾンのアイコンモチーフを生かしたバッグの出番ではないかと。歴史を体現するアイコンは、大人の装いの免罪符でもあるし、茶目っ気も表現できて一挙両得です。力の抜けたセットアップに合わせた塩梅もちょうどよし。
ブランドの存在感と遊び心は、仕事の新様式にかないます。サイズは大きすぎず、小さすぎずなソレをシーンに合わせて使い分けてくださいませ。
◆ グッチ
あの歴史的名作「ジャッキー」が新解釈で登場
そんな名作が新たな解釈で、リバイバルした新作モデルが(ジャッキー 1961)。レザー、ウェブ ストライプをあしらったGGスプリーム キャンバスを用いており、当時よりもサイズダウンしているのが特徴。ワンタッチで開閉できる金具の使い勝手のよさも上々ですよ。
◆ フェンディ
立体的なモノグラムは遊び心ピカイチ
ブリーフケースとして持つためのハンドル、取り外し可能なショルダーストラップの2WAYですから、使い方はあなた次第。内側を黄色いレザーで仕立てたサプライズもうれしいし、口元が広がりすぎないよう開口部にベルトを付けた配慮もさすが。
◆ ボッテガ・ヴェネタ
レザーの扱いの巧みさを見せつけられる秀作
外面がペーパーカーフとはいえ、内側は織り物素材のライトペーパーナイロンですから、柔らかすぎて使いにくいなんて心配はご無用。光沢が強調されたレザーと、マットな質感のナイロンのコントラストをお楽しみください。付け加えるなら内ポケットありで、実用性も◎ですよ。
◆ エトロ
高密度ナイロンにします? ジャカード織りにします?
もう一方の面は、ハリ感のある高密度ナイロンになったスグレモノでした。この高密度ナイロンはソフト&ナチュラルなシボ感があり、キズも目立ちにくくて実用性満点。おまけにリバーシブルと思えない軽さ、ポケットに収まるチャームつきと、とにかく語りどころ満載ですよ。
◆ トッズ
イニシャルを冠したシンプルさは好印象間違いなし
デザインもさることながら、しっとりとしたきめ細かなレザーの風合いは、目の肥えた方も納得すること間違いなし。カバーはマグネットボタン式、ベルトはサイズ調整可能と機能的ゆえ、オンにもオフにも活躍しますよ。
■ お問い合わせ
エトロ ジャパン 03-3406-2655
グッチ ジャパン クライアントサービス 0120-99-2177
トッズ・ジャパン 0120-102-578
フェンディ ジャパン 03-3514-6187
ボッテガ・ヴェネタ ジャパン 0120-60-1966