さり気ないけど、個性あり！ な、ミニ財布4選。エルメス、グッチ、ボッテガ・ヴェネタ、ジョルジオ アルマーニ

スマホ決済の普及により、存在感が薄まってきた財布。いえいえ、そんな時こそ真にセンスが問われるものです。手の平に収まるサイズの中で、いかに楽しむか。そのひとつの答えが、小さくともドコとわかるデザインです。

つまりは、シグネチャーモチーフを採用しているミニ財布ってこと。これなら、会計時の一瞬でもどこのブランドかわかります。別にブランド自慢しようってワケじゃありませんが、こだわって選んでいるのだなということは伝わるはず。自己満足度の高い財布ですが、人となりを示す名脇役でもありますから。

とはいえ、今回は割と控えめなものを厳選してみました。手の平サイズだからといって、手前味噌にならないようにね。

ダークネイビーとブラックの2トーンになったレザーの2つ折り。傷が目立ちにくいことから日常アイテムにうってつけなグレインレザーを採用した外装は、一見すると実にシンプル。しかし、開くとそこにはあの文字が。これぞまさしく、さり気なくこだわりを見せられる財布の恒例です。

コチラが開いた状態。エルメスではおなじみですが、Hがモチーフになっています。ブラックとの2トーンになっているのも、これで納得ですよね。

コインポケットはなく、カードスロットと札入れのみ。カードは4枚収納可能です。スマホ決済が普及したイマドキは、これで十分です。

三つ折り仕様の〔オフィディア〕ミニウォレット。ブラウンレザーともにレトロな雰囲気を楽しませるのは、GGパターンをあしらったGGスプリーム キャンバスです。ウェブ ストライプやゴールドのダブルGロゴといったアイコニックなディテールがテンコ盛りですが、色がシックなので案外控えめです。

コインポケットは外側で、スナップボタン開閉に。外側のトリムと同じレザーを採用した内側には、札入れとカードスロットがレイアウトされています。

マキシサイズのイントレチャートをデザインした二つ折り財布。素材はカーフ製で、イントレチャートならではの柔軟性と相まって手になじみます。誰もが知るアイコニックなデザインとあって、ロゴなどなくともどのブランドの財布かわかるのは、まさしく名脇役です。

カードスロットは3枚分で、札入れとポケット2つ、そしてコインポケットと収納性は十分。ライニングにも、ソフトカーフが使われています。

柔らかくしっとりと手になじむラムレザーを採用。上質感がありながら、ラウンドジップタイプの二つ折りはスポーティな雰囲気を楽しませてくれます。まるでリザードのような模様は、エンボスによるもの。右下にデザインした光沢感のあるロゴとともに、ラグジュアリー感を高めてくれます。

カードスロットは4枚分。札入れにコインポケット、縦置きのポケットも2カ所と収納力十分。大切なカード類が抜け落ちる心配がないのも、ジップアラウンドタイプの魅力。