2019.06.01
いまさら聞けない、大人のデニム基本用語【前編】
ヴィンテージデニムのディテールから、よく耳にする単位や俗称まで。知ってて得するデニムにまつわる基本用語を前編・後編でたっぷり紹介します!
- CREDIT :
写真/林 敏一郎(FOREST) 取材・文/いくら直幸 編集/長谷川茂雄 取材協力/ベルベルジン
【 赤タブ / レッドタブ 】
“ビッグE ”、小文字は “ スモールe ” と区別され、ヴィンテージ古着の世界では年代判別の基準にもなる。またシリーズごとに色分けがあり、オレンジタブ、ホワイトタブ、シルバータブなども存在。
【アーキュエイトステッチ】
【 レイジーSステッチ 】
リーバイスと並ぶ米国3大ジーンズブランドのひとつ〈Lee(リー)〉は、波線状のバックステッチが目印。1943年以前は上述のアーキュエイト型であったが、リーバイスの商標となったため'44年頃に変更された。その名は “ 横向きの緩やかなS ” といった意味を持ち、モチーフは飼牛の所有者を示すマーキングの焼印、また馬の口を横から見たカタチなど諸説ある。ただの飾りではなく、内側の補強布を留める役割も兼ねている。
【 サイレントWステッチ 】
同じく米国3大ジーンズブランドとして知られ、世界初のデザイナーズジーンズでもある〈Wrangler(ラングラー)〉のバックステッチは、そのイニシャルを象ったもの。ラングラーの「W」は発音しないサイレントレターであることから、こうネーミングされた。正式採用は1947年前後。
【 アタリ 】
【ヴィンテージ】
【 オンス 】
【 隠しリベット / 裏リベット 】
いまさら聞けない?! オトナのためのデニム基礎用語【後編】に続く