1960〜80年代にかけてフェラーリのために描き出したデザインが大好き
ピニンファリーナによる完璧ともいえるプロポーション
1968年にデビューしたラグジュアリーなGTであるフェラーリ「デイトナ」。正式名称は「365GTB/4」という
フェラーリ初のミッドシップモデルとして1967年にデビューしたフェラーリ「ディーノ」。車名はフェラーリ創始者であるエンツォ・フェラーリの長男の名に由来
現在の488につながるV8ミッドシップモデルの元祖「308GTB」。クーペモデルのGTBのほかにスパイダーの「GTS」が存在する
1968年にデビューしたラグジュアリーなGTであるフェラーリ「デイトナ」。正式名称は「365GTB/4」という
フェラーリ初のミッドシップモデルとして1967年にデビューしたフェラーリ「ディーノ」。車名はフェラーリ創始者であるエンツォ・フェラーリの長男の名に由来
現在の488につながるV8ミッドシップモデルの元祖「308GTB」。クーペモデルのGTBのほかにスパイダーの「GTS」が存在する
天才ジウジアーロの直線的デザインの代表作、初代ゴルフとパンダ
このうちフィアット「パンダ」には、マイナーチェンジを受けた後期型ですが、某自動車雑誌の編集部員だった時代に長期テスト車として担当する幸運に恵まれました。また、私が初めて購入したクルマは、一世を風靡したマツダ「ファミリア」(別名FFファミリア)でしたが、これを選んだのも、当時の私には高価で手が届かない初代ゴルフにもっともよく似たデザインだったから、というものでした。
ピニンファリーナがデザインした美しいデザインのファミリーカー
そういえば私もピニンファリーナがデザインしたクルマを所有したことが過去に1度だけありました。1996年型のプジョー「306」です。Cセグメントという限られたサイズながら、ピニンファリーナらしい柔らかな曲線が随所に生かされていて、とても気に入っていました。おそらく、私が“買える”ピニンファリーナはこれが空前にして絶後でしょう。
というわけで、私が選ぶ「美しいクルマ」はプジョー「306」とさせていただきます。