「ディーゼル」が有名インテリアブランドとコラボしてるって知ってます？

デニム好きがデニムに求めるのは、ホンモノっぽいかどうか？　ヴィンテージのようなリアルな色落ちはしているのか、普遍的なデザインか？　それでいてオリジナリティはあるのか？　そんな厳しい顧客の目にさらされながら、デニムブランドはその感性を磨き、ホンモノとは何かを追求していくのです。で、そこで磨かれた審美眼は、当然他のジャンルにも通じるんだぞという確たる証拠が、今回ご紹介させていただくディーゼルのホームコレクションライン「ディーゼルリビング」です。

そのコラボレーションのラインナップが凄まじく、それぞれが各ジャンルでイタリアを代表するブランドとタッグを組み、そこにディーゼルならではの洗練の感性とロックなDNAを注入しているというから、そのスゴさと本気度、そしてお洒落感は推して知るべし、というところかと。

ですので、自宅、はたまたオフィスの模様替えをして気分を新調したいなぁなんて思われた際には、是非とも参考にしていただければ幸いです。

ファニチャー部門でタッグを組んだのは、1952年創業のモローゾ。卓越の職人技と革新的なデザインに定評があり、歴史あるブランドながら毎年数多くの若手デザイナーを起用して、斬新なプロダクトを提案することでもしられる存在です。

「チャビー チック アームチェア」と名付けられたソフトでカジュアルにくつろげる雰囲気に仕上げられた本作は、クッションに巻きつけられたレザーベルトによって丸みのあるフォルムを形成したユニークなデザインが魅力。ちなみにアームチェアとクッション部分は耐火性のある低温硬化発泡素材が使用され、フレーム部分にはスチールを、そして脚の部分は木製になっています。

天板に月をモチーフにしたデザインをあしらった、神秘的なローテーブル『マイ ムーン マイ ミラー テーブル』。デートの誘い文句で「部屋に月見しに来ない」なんて言われたら、ちょっとドキッとしてしまいますよね。

ロックスピリットを重んじる、同ブランドらしいコンセプトによって生まれた『トータル フライトケース』は、ミュージシャンが移動中に使用する機材入れから着想を得たシェルフです。

こちらもディーゼルらしいロックな味付けがなされた『バー スタッド スツール』。シンプルなデザインのなかにキラリと光る座面サイドの無数のスタッドが、ロックな気分を掻き立てます。

照明部門を担当するのは、マーク・サドラーや、パトリシア・ウルキオラ、ピエロ・リッソーニといった新進気鋭のデザイナー達を起用し、コンテンポラリーアートのようなライトを提案するフォスカリーニ。1981年創立と、まだ歴史は浅いブランドですが、ヴェネチアングラスの伝統と革新を融合させたデザインは、世界中で高い評価を受けています。

こちらのペンダントタイプの「ロック」は、その名の通り、火山岩を破砕して、内側から透き通ったきらめくクリスタルが露出した様子を表現したもの。アシンメトリーなカッティング面によって光の束が拡散する様は、一度見たら忘れられないインパクトを与えてくれるはず。

パンキッシュなモヒカン頭のようなシェード部分のデザイン。そして、どっしりとした土台部分は、まるでアヒルの足のよう。組み立て式のデスクライトの名前は、その名も『デューイ』。

繊細なメタルケージによって支えられた吹きガラス製のディフューザーによって、柔らかな灯りをともしてくれる『メタフィジカ』。包み込まれるようなメタルケージのユニークな影は一見の価値あり。

繊細なガラスと工業的なメタルの質感が組み合わさることで、コンテンポラリーな雰囲気を醸し出す『ガスク』。1920年代の秘密主義と古代メソポタミアの聖塔がインスピレーション源です。

イタリア・チコニャラで1964年に産声をあげたインテリア＆デザインブランドのセレッティ。50年以上もの歴史を誇る同社が手がける、イタリアならではの優れたクリエイションを重んじるコレクションは、日々の生活にアートを眺めるような高揚感を与えてくれます。

そんな同ブランドが、ディーゼルリビングのテーブルウエア部門を担当。その名もまさしく「DIY」と命名されたこちらのカトラリーには、持ち手のエンド部分にスパナをかたどったモチーフがご鎮座。これならみんなで囲む食卓は、否が応でも賑わってしまいますよね。

こちらの土星型のボウル『ルナ ブラス ボックス』は、直径32㎝の大容量。なので、幅広い料理に対応してくれます。というか、こんなユニークなボウルで料理を出されたら、相当のインパクトですよね。

宇宙をテーマにしたコレクション“コズミック ダイナー”からピックアップしたのは、熟練職人による高度な技術が必要とされる手吹きガラスによって、落下した隕石を表現した『メテオライト グラス』。

こちらの『コネクション』は、なんと工事現場などで使われる、あのセメントでかたどられたフラワーベース。可愛らしいデザインなので、花を飾らずともオブジェとしても存在感を発揮してくれそう。

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