ショッピングやデートと合わせて聞香を体験できる!
300年以上の歴史を誇る老舗のワークショップ
店内に足を踏み入れると、なんとも心和む香りが漂っていて、これが心地よい。スタッフの方にお願いをして、いざ、聞香ワークショップをスタート。
初めてでも安心! 聞香ワークショップの手順をご紹介
最初に香炉の説明があります。香炉には3本の脚があって、そのうちのどれかを正面に決めます。ただし、柄や釉薬の塗り方によって、あらかじめ正面が決まっている場合もあります。
次に火箸を持ち、香炉の中の灰をかき混ぜて空気を含ませます。このとき、金属の火箸を器にぶつけないようにご注意を。
灰の中心に1~2cmほどの深さの穴を開けます。これは加熱した炭団(たどん)を入れる場所を確保するためのものです。
灰の中に加熱した炭団を入れるところですが……。写真は初心者用に炭を加熱していない状態で、一度練習をしている場面。このように初心者が失敗なく取り組めるよう、工夫をしてあるのが聞香ワークショップのうれしい点です。
炭を埋めたら、周囲の灰を中心が盛り上がるよう、山の形にかき上げていきます。簡単そうに見えて、これが難しい。スタッフの方はいとも簡単に仕上げていきます。
灰をかき上げたのち、灰押え(はいおさえ)を使って、山の形を整えながら表面をきれいに仕上げます。
右がベテランスタッフ、左が初心者の仕上がりです。差は歴然ですが、「初心者なら、十分な出来ですよ」とのスタッフのひと言に救われます。
次に正面の位置を火箸で押さえて6時の位置に一本の筋を付けます。これが聞筋(ききすじ)です。
火箸で中心に穴をあけます。中にある炭の熱は穴を通り、外へ。この穴を火窓(ひまど)と呼びます。
銀葉(ぎんよう)を、専用のはさみでつまみ、火窓の上に乗せます。銀葉は雲母で出来た透明の小さなプレートです。繊細なものを崩れやすい灰の上に乗せる、緊張の一瞬です。
スタッフの方が取り出したのは、銀葉の上に乗せる香木。全長約3~4cmの状態から米粒ほどの大きさに切り取ったものが皿に乗せられました。今回、使用したのは沈水香木(ぢんすいこうぼく)、通称、沈香(ぢんこう)です。
加熱された銀葉の上に香木をそっと乗せたら、いよいよ香りを楽しむことができます。このとき、煙が出てはいけません。
左手に香炉を乗せたら、右手を被せて、親指と人差し指の間に隙間を設け、鼻を近づけます。手の中には、気持ちが落ち着く香りがフワ~リ。自分で整えて香りを聞いた後、スタッフの香炉も聞かせてもらえます。
最初に香炉の説明があります。香炉には3本の脚があって、そのうちのどれかを正面に決めます。ただし、柄や釉薬の塗り方によって、あらかじめ正面が決まっている場合もあります。
次に火箸を持ち、香炉の中の灰をかき混ぜて空気を含ませます。このとき、金属の火箸を器にぶつけないようにご注意を。
灰の中心に1~2cmほどの深さの穴を開けます。これは加熱した炭団(たどん)を入れる場所を確保するためのものです。
灰の中に加熱した炭団を入れるところですが……。写真は初心者用に炭を加熱していない状態で、一度練習をしている場面。このように初心者が失敗なく取り組めるよう、工夫をしてあるのが聞香ワークショップのうれしい点です。
炭を埋めたら、周囲の灰を中心が盛り上がるよう、山の形にかき上げていきます。簡単そうに見えて、これが難しい。スタッフの方はいとも簡単に仕上げていきます。
灰をかき上げたのち、灰押え(はいおさえ)を使って、山の形を整えながら表面をきれいに仕上げます。
右がベテランスタッフ、左が初心者の仕上がりです。差は歴然ですが、「初心者なら、十分な出来ですよ」とのスタッフのひと言に救われます。
次に正面の位置を火箸で押さえて6時の位置に一本の筋を付けます。これが聞筋(ききすじ)です。
火箸で中心に穴をあけます。中にある炭の熱は穴を通り、外へ。この穴を火窓(ひまど)と呼びます。
銀葉(ぎんよう)を、専用のはさみでつまみ、火窓の上に乗せます。銀葉は雲母で出来た透明の小さなプレートです。繊細なものを崩れやすい灰の上に乗せる、緊張の一瞬です。
スタッフの方が取り出したのは、銀葉の上に乗せる香木。全長約3~4cmの状態から米粒ほどの大きさに切り取ったものが皿に乗せられました。今回、使用したのは沈水香木(ぢんすいこうぼく)、通称、沈香(ぢんこう)です。
加熱された銀葉の上に香木をそっと乗せたら、いよいよ香りを楽しむことができます。このとき、煙が出てはいけません。
左手に香炉を乗せたら、右手を被せて、親指と人差し指の間に隙間を設け、鼻を近づけます。手の中には、気持ちが落ち着く香りがフワ~リ。自分で整えて香りを聞いた後、スタッフの香炉も聞かせてもらえます。
わずかな熱の違いで香りが変化します
天然ならではの香りの違いが魅力
お部屋に香りを漂わせるのも楽しい
■ 松栄堂 青山香房
住所/東京都渋谷区神宮前5-47-13 パインビレッジ 2F
営業時間/10:00~19:00
定休日/水曜
TEL/03-5774-4406
URL/https://www.shoyeido.co.jp/
●聞香ワークショップは1名1000円(税込)で、一回に1~3名まで参加できます。平日は随時受付、土日は予約優先。平日も店舗の状況によって対応できない場合があるので、予約をしたほうが確実です。