2018.08.31
デキる男はどこを香らせる? そのつけどころを伝授!
オンナならば、クレオパトラや小野小町の時代から香りを嗜む文化はありましたが、オトコとなるとまだ歴史が浅い。「どーすりゃいいの?」と日頃からお悩みの方に、“密やか”だけど“イマドキ”な、デキる男の香らせ方を内緒で教えちゃいます。
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文/松本倫子
さすがに意識の高いLEON.JPの読者の皆さまにはスメルオトコはいないと思いますが、逆にいそうなのが“香水振りまきすぎな人”ではないかと。気持ち悪くなるくらいの香水の匂いで“フレハラ”(フレグランス・ハラスメントの略)しちゃったりしていませんか? 塩も香水もかけすぎはNG。適切はもちろんのこと、技あり、と感心されちゃうような裏技を習得したいものです。
アクア ディ パルマ
「ブルー メディテラネオ キノット」シャワージェル
オススメしたいのは、香りの重ねづけ。どういうことかと申しますと、香水だけでなく、シャワージェルやボディローションからハンドクリーム、はたまたリップクリームなどを同じ香りで統一するというもの。
それを可能にしてくれるのが、イタリアで100年以上の歴史を誇る香水ブランド「アクア ディ パルマ」。実はこのブランド、創設したのはパルマのテーラーなんです! 顧客の元に届けるスーツに、「メンズスーツにエレガントさを加える最後のエッセンス」として、さっと香りをつけていたんだとか。なんと100年も前にこんな離れ業をやってしまうなんて、さすがイタリア! おしゃれの歴史が違います。
さて、そんな「アクア ディ パルマ」の最新アイテムは、人気シリーズ「ブルー メディテラネオ」のシャワージェルです。透明なブルーのボトルが印象的なこのシリーズは、地中海がイメージソース。既存のオーデトワレとボディローションにこのシャワージェルを取り入れれば、洗う→保湿→まとうの3ステップで香りのレイヤードが楽しめちゃいます。
まずは、シャワージェルとボディローションで香りのベースメイクを。そして最後にパウダーをはたくようにオーデトワレをシュッと。地中海のアロマが香るオトコ……そんなロマンティックなオトコの胸に、女は顔を埋めてみたくなるものなんですよ。
◆ インターモード川辺 フレグランス本部
TEL/0120-000-599
● Kaori Card
“香り袋”って覚えていますか? 小さな布製の袋の中に香りを忍ばせるという、日本古来の奥ゆかしいアイテム。小さな頃、お土産とかでもらったことありませんでしたか?
この「Kaori Card」は、“香り袋”のまさに現代版。カードの中には、薄さたったの0.9ミリのスライド式カートリッジを内蔵。このカートリッジにアロマオイルや香水を垂らすことで、カードそのものがいい香りに。そして、このカードで何をするかって言いますと、名刺入れに差し込むんです‼
そうすることでその香りが名刺にほのかに移り、名刺交換をする度にいい香りがその場を包む、という寸法。このカートリッジは洗うこともできるので、気分次第で違う香りも楽しめちゃいます。
香り袋は使っていると擦り切れちゃいますが、こちらは金属ですから永遠に使用できるのもナイス。また、電池を使わずに機構的に香りをコントロールできるのは、世界初の技術とか!
この優れもの、made in japanで発売も2017年から。まだレアな存在なので、世界中の人たちを驚かせられること請け合いです。また、メッセージや名前などをレーザー刻印で入れるカスタマイズも可能。彼女と香りを共有し合う、なんてのもいいのでは?
◆ RE・REAF